2020/05/05
新型コロナウイルスの感染拡大と戦っている医療・保健関係従事者の皆様、頑張ってください。
今回は、国が提唱しない新たな生活様式について提唱したいと思います。
なぜなら、国が提唱する新型コロナウイルスの長期化に伴う新たな生活様式は、都会中心、IT企業関連が潤う仕組みではないでしょうか?
地方・農村基準の生活様式について、全ての人は無理ですが、地域に受け入れられるような人々であれば、農村での暮らしが新たな生活様式になりうると考えます。
2018年11月国連では、小農、「小農と農村で働く人びとの権利に関する国連宣言」が採択された。(「小農宣言」「小農権利宣言」「小農の権利宣言」とも呼ばれている。)
この権利宣言の内容は、農村社会を維持、発展させていくために小農の重要性を再認識し、その価値を高めることが、都市の発展につながるとしています。法的拘束力はもたないものの、世界の農業に重要な意義をもつこととなった宣言です。
圧倒的多数の賛成をもって採択されたものだが、日本を初め、アメリカやイギリス、オーストラリアといった先進国も反対にまわっています。
(出典 SMART AGRI 「小農の権利宣言」とは? その意義と乗り越えるべき課題)
ですから、田園回帰を進めるのは、新型コロナウイルス禍で国の指針とは異なった方針扱いであり、現状の日本や先進国では、推奨されない生活様式の提唱にあたると考えられる。
田園回帰とは
田園回帰とは、過疎地域において都市部から人の移住・定住の動きが活発化している現象
日本農業新聞が都道府県を対象に行った独自調査で、28府県の移住受入れ数が過去最高を更新したことが分かっている。
詳細は、こちら
「田園回帰」着々と 28府県移住最多 若者が推進力 (日本農業新聞WEBより出典)
ステイホームと普段と変わらない生活
政府は、2020年5月4日に新しい生活様式を定着させるように促している。
今年のゴールデンウイークを東京では、、STAY HOME(ステイホーム)週間 と称しているが、
里山では、普段と変わらない生活が営まれている。
東京中心の考え方を本当に地方の田舎でも同じようにしなければならないのか、
また、東京での暮らし方が、今後さらにコロナウイルス以上の細菌病が発生した場合、同じような自粛、ステイホームを行うことでよいのだろうか?
今農村での暮らしを体感しつつ、都会にはない暮らし方を興味ある人々に届けたい。
都会と地方が同一の予防になるのか、著者自身愛知県で生まれ高校まで愛知で過ごし、その後15年以上東京拠点で社会人として過ごした経験から、東京等の首都圏と地方の差を実践し比較検討してみた。
都会 | 農村 | 三密考察 | |
住居 |
マンションやアパート 階段やエントランスホールなど同じ住居施設で不特定の人が混じりあう場所が存在する |
一戸建て 都会で50世帯くらい過ごせる敷地に1世帯家族が暮らす 他の人との接触無し |
都会では、自宅の玄関を出たとこから、ウイルス感染の可能性があるが、農村では、敷地に庭があり、風通しもよく、ウイルスが死滅 |
移動 |
公共交通機関 電車やバスなどを利用。 |
1人に1台以上の車 自動車やバイクなど1家に一台ではなく、1人に1台。通勤や通学時も自宅から職場や学校まで移動中に感染する可能性が少ない
|
都会では、自家用車所有されている人が少ない。また、10分に1本乗車出来、他アクセスもある公共交通機関が活用されるが、農村は、公共交通機関が無く、自家用車での移動が必務。 |
連休中の 過ごし方 |
屋内やベランダ中心 自宅でネットや読書? 過ごし方に四苦八苦 |
屋外・田畑中心 田植え準備 |
都会では、GWは、行楽のため旅行に行くが、農村では、田んぼの準備が忙しく行楽はありえない。 |
食事 |
外食やスーパーで購入 和食よりも現代版の洋食に近い食生活 |
自家栽培野菜や自然の恵み 基本和食 旬の野菜や山菜を接種 |
農村の春は、山菜を食して、デドックス。また、素材が良いため、免疫力のある食材が安価で食べられる。 都会では、旬を感じない食事のため、免疫力向上の食生活の意識が低い。 |
環境 |
自然が少ない 自然があっても、人口的に作られた公園である。 |
自然が多いというより自然しかない 鳥のさえずり、風の音、小川のせせらぎ、全てが長閑な空間の中で、営まれている
|
余暇の過ごし方 お金をかける都会と お金をかけないでも満喫出来る里山 但し両社の価値観は、かなり異なる |
コミュニケーション |
ネット社会 動画でエクセサイズや勉強 |
村社会 青空の下で、活きた社会や理科を学べる ご近所さんとも道端で、会話するが、1m以上離れて、尚且つマスクを着用 |
里山の我が家 10DK 築30年 200万円で購入
田舎では、高額な物件もあるが、都市農村交流、関係人口を築くと以下でも購入が可能となる
田舎暮らし 移住・住宅物件/空き家バンクの活用or無料物件・格安物件の探し方
GW明けには田植え
今は、代掻きや夏野菜の準備で忙しい
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里山での暮らし、食材が格安で手に入る
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政府が進めない新しい生活様式
政府が出した新しい生活様式には
- 人との間隔はできるだけ2m空けること
- 遊びに行くなら屋内より屋外を選ぶこと
- 外出時、屋内にいる時、会話をする時は、症状がなくてもマスクをつけること
- 会話は可能なかぎり真正面を避けること
- 家に帰ったらまず手や顔を洗い、手洗いは30秒程度かけて水とせっけんで丁寧に洗うこと
- 流行している地域からの移動を控えること
などが挙げられています。
上記で示したように、農村暮らしでは、
- 意識せず、2m以上の間隔を取れる生活様式
- 屋内より、常に屋外での活動が中心の生活様式(農作業)
- 会話は、日中の野外で、自動車や工場などの騒音がなく、2m以上離れて会話が可能
- 家に戻って手洗い等は、家の外にある水道で洗浄
- 流行している地域に行かずとも生活が営まれる
以上、何ら普段とは変わらぬ生活様式 が 政府が提唱する新しい生活様式に準拠している。
都会から見たら、田舎暮らしは、これまでの生活とは違う新しい生活様式
けれど、田舎で生活している人々から見たら、自分たちの生活スタイルが新しい生活様式だとは感じていない。
地方では、行政主導で様々な農村体験が行われています。
多くの農村体験は、お客様扱いであり、「自分たちの自慢話」や「お客様扱いの豪勢料理」、「地域にしか判らない歴史文化自慢」など真の意味での体験者が農村で実際に過ごす時に直面する営みについてまで教えてくれない。
なぜなら、安全と危険の事故のリスク管理が非常に面倒だから。またネガティブなことや、マイナス面をひた隠しにしようとする。行政は、事故のリスクがある場合、そのような体験プログラムで、事故がないような安全対策やクレーム処理マニュアルを作成するより、体験プログラム自体を簡単なものにしてしまい、お客様としての観光接客が主になり、何度やっても関係人口や移住定住に繋がりにくいことを繰り返している。
ですから、実際に都会の人々が田舎暮らしを体験したい場合は、私のような民間主導でのツアーや体験プログラムをお勧めします。
【著者がお勧めする全国で行われている民間主導の新しい生活様式が体感出来る農村体験箇所】
当NOMACHIでも、ひみ里山くらぶ加盟の氷見の各地域との連携を行いながら365日いつでも農村業体験が可能を目指しています。
春夏秋冬様々な農村体験を本blogカテゴリー
12_田舎体験/Countryside experience
で紹介しています
また、生活・年収・土地価格について東京、大阪と氷見市を比較したものは、こちらのblogから
氷見市の平均年収257万円ですが、暮らしがなりたっています。大阪市の平均年収331万円と変わらぬ生活様式が出来る理由も下記blogに記載しています。
老後2000万円不足問題・東京の1/51の安さで暮らせる氷見市/東京、大阪市、氷見市(田舎)で生活・年収・土地価格を比較
GW中も1日1組限定で、女性や高齢者にも優しい農村体験を行っています。
詳しく知りたい方は、個別メッセージにて問い合わせ願います。