八代・NICEの若者と活性化!標識設置・不法投棄回収作業編

     

DA PUMPのU.S.Aの替え歌 来られよ氷見 で、

♪や し ろ NICEの若者と活性化!♪

 

で紹介した、国際ボランティアNGO NICE(日本国際ワークキャンプセンター)の富山県氷見市週末ワークキャンプが 2019年5月1日から5日まで開催されました。

 NICEのことについては、過去blogを参照にしてください。

若者の魅力いっぱい!地域にも喜ばれる国際NGO NICEと氷見市八代地区の連携
/blog/17058

 前日に引き続き4日の活動レポートです。

5月3日の活動レポートは、こちら

八代・NICEの若者と活性化!自然薯・山菜採り編
/blog/18147

 

八代仙洞窟案内標識設置と不法投棄回収作業 5月4日

八代仙洞窟案内標識設置作業

5月4日午前は、八代仙(はったいせん)洞窟までの案内標識設置作業を行った。

八代仙洞窟とは、八代地区は、氷見の地酒の由来にもなっている神秘な場所であり詳細は、過去blogを見てね

氷見の秘魅/創建不明ミステリアスな八代の社(やしろ)/blog/17026

 

この日は、まず八代仙洞窟までウオーキング。

当初800mと言われていましたが、実際に測ってみたら、500m程度。けどアップダウンもあり、山道歩きに慣れていない人は、すんなり歩くよりも時間はかかります。

地元の人が先導しながら、八代仙洞窟までの道をウオーキング

広葉樹林の新緑が眩しく、事前に笹も刈ってあったので歩きやすい

 

しかし、ところどころに、倒木した木が道を遮り、手鋸で撤去

 

林道から400mまでは、稜線沿いで歩きやすかったのですが、残り100mは、修験道者気分!

画像からイメージ付きにくいですが、とにかく、ロープ無しでは、歩けないような場所を行きます。頭と腕と足を使って、洞窟跡まで降りていきます。

降りた後は、神秘的な場所が広がっている。小さな滝

かつては、鼻岩があったが、明治の地震で崩れ落ちた巨大岩

忘れ去れような石碑

埋もれた洞窟

八代仙洞窟は、厳かな空間

八代仙洞窟までたどり着いて記念撮影

 

帰路は、標識設置作業

NICEのメンバーが、100m置きに標識を設置していきました

検縄で、100m毎にカケヤ(木槌)で支柱を打ち込んでいきました

 

林道からの入り口では、コンクリート製の支柱を設置

生コンも、今では珍しい現場練り

当然NICEのメンバーは、初体験

まずは、地元のおっちゃんが、現場練りの仕方をレクチャー

空モルタルに水を入れ、コネコネ

そのあとに、砕石を入れて素早くまぜまぜ

 

おどおどしながら、NICEのメンバーがかわるがわるコンクリート練りに挑戦

現場打ちコンクリートの水加減は、目検討!ここがおっちゃんたちのすごいところ

今なら、しっかりと計量するけど、計量なしでも、昔とった杵柄・経験値でコンクリートを制作できる!

 

練ったコンクリートを、2次製品のコンクリート桝に打ち込んで完了

 

皆で作った、八代仙洞窟までの案内標識

記念撮影 で 午前中終了 !(^^)!

 

不法投棄ゴミの回収作業

県道田鶴浜線のげけ下の不法投棄回収・運搬・分別作業を行う。

毎回、道路脇10mの幅だが、2tトラック満載のゴミを拾う。

今回も、一升瓶や小型エンジン、オイル缶、ジュースの空き缶、布団、ぬいぐるみ、冷蔵庫など、多数の不法投棄されたゴミの山。

急な斜面を降りたら、ごみの山

1つ1つ丁寧に拾います

 

穴のあいた鉄窯 こんなのも投棄

 

普段なら、回収後分別作業まで行うのだが、量が多くて今回は回収・運搬・荷下ろしまでで終了

NICEのメンバーは、達成感が欲しくて、分別作業もしたかったのですが、環境パトロール隊のおっちゃんたちが、急斜面の上り下りを何度も繰り返しながら、黙々とゴミを回収する姿に心打たれ、分別作業を負わさせると18時を過ぎると見越して、「あとの分別は、われわれがする」と
このあと18時より八代環境パトロール隊とNICEの交流も行うバーベキューが控えているため、ここで終了。

回収したゴミ

この後、冷蔵庫も・・・・・

不思議なことに、氷見市では、不法投棄にも関わらず、冷蔵庫のゴミの費用を八代環境パトロール隊が費用負担しているらしい

本来なら、行政が行うべきもの?だと思うのだが・・・・・何かおかしい氷見市役所職員

廃棄物の処理及び清掃に関する法律

第5条 

2 土地の所有者又は占有者は、その所有し、又は占有し、若しくは管理する土地において、他の者によつて不適正に処理された廃棄物と認められるものを発見したときは、速やかに、その旨を都道府県知事又は市町村長に通報するように努めなければならない。

行政に通報したら、行政職員が速やかに撤収するはずなのに・・・以前速川地区でも山林に不法投棄の粗大ごみがあったのを市職員が回収に来てくれたのだが、この時は1個だけだった。

 1つの場合は、市職員が行い、八代のような大量の場合、市職員は市民に負担をかけるのは、何か間違っているように感じる。また八代環境パトロール隊の勘違いにしても、市職員が勘違いさせるような説明しか出来ていないことに疑問を感じる。

さらに、ゴミに関して、分別収集作業まで丁寧に行っているが、ビンや缶、プラスチック、全てが泥だらけであり、本来のリサイクルには、そぐわない。不燃物処理として扱ってもよいと思われるが、不燃物処理とせず、分別収集まで行う八代環境パトロール隊はすばらしい。

捨てられた熊のぬいぐるみも、素敵なカメラショットに変身

 

メディア報道 富山新聞社

翌日の5月5日に富山新聞社朝刊に

県道下の投棄物回収(氷見・八代 県外交流団体と連携)という見出しで、八代環境パトロール隊とNPO NICE の活動が大きく掲載されました。

この話題に関して、前日の夕方に八代環境パトロール隊の親分 森杉隊長が、

「富山新聞が、県民ふるさと大賞で八代地区に訪れたいと話していたが、来ないなー」とつぶやいたので、

私が「ダメ元で、連絡してみましょうか?」と答えて、早速連絡し状況を説明。

富山新聞記者さんから、大至急、明日のスケジュール内容がわかる資料を送ってほしいと言われて、送信し大きく記事になりました。

本来なら、1週間くらい前から事前告知、プレスリリースを行っていればよかったのですが、これまで連絡をしていなかったことが非常に残念です。八代環境パトロール隊やNICEの活動は、1日だけの清掃活動はありますが、複数日で地域の人々と触れ合って交流を深め、本当の意味での都市農村交流活動であり、富山県内でも珍しく価値のある行為だと思います。

2019年5月5日 富山新聞社 朝刊より

 

八代特産A5氷見牛のバーベキュー

4日は、最後の夜であったので、環境パトロール隊とNICEの合同バーベキュー懇親会

八代は、氷見牛の産地でもあり、環境パトロール隊の隊員で、氷見牛をあつかっている田中屋さんが、氷見牛を提供

とろけるA5の牛は、やっぱりおいしい

バーベキューの様子

八代環境パトロール隊、NICE、地域おこし協力隊など総勢20名の大所帯のバーベキュー

 

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