2019/11/18
氷見ワークキャンプ2019年秋
2019年11月2日から4日まで、NGO NICE の氷見ワークキャンプが開催されました。
今回は、
八代地区と国際NGO NICE
八代地区と 国際NGO NICE が出会ったきっかけは、
2015年 とやま農山漁村インターンシップIN八代 だった。
詳細は、下記blog参照
http://gt-toyama.net/staffblog/138
※画像は、2017年の11月に行った自然薯収穫作業
グリーンツーリズムとやまのインターンシップは、1年だけであったが、
NICEのメンバーと八代地区は、インターンシップ事業が終わっても今日まで
年2回継続的にワークキャップとして活動を行っている。
これまで10年以上、地域活動を行ってきた八代環境パトロール隊
八代環境パトロール隊の活動を手伝うような人材は、これまで現れなかったから
NICEのような都会の若者たちが楽しくボランティアを行うことは、
地域にとってはすごく新鮮であり、また地域としても彼らの食事や宿泊施設等を
快く提供して、お互いがWINWINの関係になっている。
NICEとは?
国際NGO 特定非営利活動法人 日本国際ワークキャンプセンター
英語表記:Never-ending International workCamps Exchange
通称;NICE の活動は、
1990年の設立以来、国内・海外90か国でワークキャンプ等の各種事業を行いる。
日本で唯一(国際NGOの日本支部を除く)、国連・CCIVSに加盟し、世界トップクラスのネットワークを持っている。
日本全国・世界各地の人々とともに、多様な生態系・文化・個性が生き生きと友好共存する地球社会を開拓している団体。
若者の魅力
八代に限らず、中山間地域では、自分たちの息子や孫たちが掃除や農作業に係る存在は少ない。
都会に出て行った子供たちは、年老いた両親が里山で作業すること自体を心配し、
里山での生活を辞めて、一緒に暮らすようにすすめるものもいる。
だから地域の年配者にとって、若者と接するだけでも刺激的だ。
2018年秋のワークキャンプ初日、八代地区上宮にある神明社の新嘗祭にNICEの若者全員が参加し、
玉串奉奠を行った。
すし詰め状態のお宮さん
この地域でも現在秋祭りに参加するのは、わずか数名のお年寄り
そんな数名のお年寄りがお祭りほ保存して頑張っていて、
「こんなに大勢で神様を祭ったのは、初めての経験だ」
と地域の人々は、大層喜んでくれた
ただ神事に参加するだけではなく、地域の農作業活動をしながら、その合間に
地域の神事や行事ごとにも参加することは、
地元出身の若者でさえ参加資格なっていることなので、どこの地域に言っても喜ばれる
こんな何気ないことでも、地域にとっては、元気になる。
また、若者の発想は、面白い
八代地区で、土砂崩れ等で出た残土埋立地を見て、彼らは、
ボリビアのウユニ塩湖みたい!
といってはしゃいでいた。
地区の年寄りにはない発想!そして、ただの平地を楽しむこと
これが、若者の魅力だと改めて感服した
ウユニ塩湖といってはしゃぐNICEのメンバー
また、天候がよかったので、八代地区の絶景ポイント天空平を案内
氷見市民でもなかなか見られない富山湾一望と立山連峰の絶景
これを見て感動
開放感満載での決めポーズ
NICEのメンバーは、大学生だけではなく、社会人も多い
だから、大学生だけのインターンシップでのお祭り騒ぎだけではなく、
しっかりと地域貢献がしたい、地域と一緒に共同作業がしたいという意識が高い。
今後も、都会の若者と氷見市の片田舎での住民が連携して地域活性化を目指す方向を
私自身も支援・応援していきたい。
過去の活動記録
2018年秋ワークキャンプ
11月23日;胡桃地区での側溝の清掃活動
11月24日:国見地区での不法投棄撤去作業
を行った。
胡桃地区での水路掃除の様子
国見地区での不法投棄撤去作業 軽トラック1台分のごみを収集