2019/08/21
農作業体験のきっかけ(SHISOJI農村体験編)
不定期シリーズ・『来られよ氷見!365日農作業体験』
氷見市の里山を中心に、5月から毎月述べ5名ほど、関係人口づくりを実践。
その人その人の個性、体力、知力、思考にあったオーダーメイドで農作業お手伝いや農村体験を不定期に行って、今回は、神奈川県から40代女性シソジさんの稲積梅の天日干しと脇之谷内でのゆかりの天日干し農村体験のお話し。
だから、40代の女性(シソジ)と梅干しやゆかり=どちらも紫蘇を使っている共通性をオヤジギャグで、SHISOJI旅とblogタイトルをつけました。さぶーって言われそうけど、しばしお付き合い願います。
この軽四自動車で昨晩23時に神奈川県を出て、朝5時半に氷見に到着
タフなシソジさん
今回の体験者は、5月に八代地区でNICEの皆さんと行動を一緒にした神奈川県のシソジさんが、再び氷見に上陸。
5月の八代地区での体験が楽しく、関東方面リピーター第1号 シソジさん。
過去の八代の体験編については、下記blogから
八代・NICEの若者と活性化!自然薯・山菜採り編/blog/18147
※上記blogには、NICEの若者たちのことが中心に書かれていますが、シソジさんご一家も一緒に作業を2日間行っています。
農作業体験・稲積梅干し・天日干し編
STEP1 8月2日 稲積梅の梅干し天日干し・資材片付け
シソジさん、神奈川県を前日夜11時に出発し、朝5時45分に氷見市稲積梅株式会社に到着。
今日は、地区のお母さんたちは、休みでオヤジだけの作業。
シソジさんは、紅一点となり、稲積のオヤジさんたちデレデレ。
やっぱり、他の地区でもそうだが、普段のお母さんと違う女性が入ると、オヤジさんたちは、元気が出る
オヤジを働かせるには、鞭やお金よりも、他からの女性(笑)
梅干しを軽トラックの荷台に運ぶシソジさん
運び終えた梅干しは、ハウスの中で天日干し
本日は、作業工程が緩く、空いた時間に資材整理
15kgの漬物石を洗って整理整頓
梅干し用漬物石15kgを持ち上げるシソジさん
STEP2 8月3日 稲積梅・梅干しの天日干し
前日に引き続き、3日もシソジさん朝5時45分から作業参戦。
今日は、地域のお母さんたちとも共同作業。おっちゃんたちは、前日シソジさんと一緒に作業をしたので、気軽に声掛け。
地域のお母さんたちとは違う優しさ目いっぱいアピールしながら、レクチャー。
地域のお母さんたちも、1時間もしないうちに、シソジさんと気さくに会話し打ち解けていた。
地域のお母さんたちとも仲良く会話するシソジさん
梅の天地替え作業のあとは、梅干し天日干し準備
トレーに綺麗に並べる作業
シソジさんは、最終並びのお手伝い
2日目の3日は、朝6時から9時までお手伝い
ガチの梅干しづくりを体験し、稲積梅の社長さんからも
「しっかり働いてもらった」
て大喜び
いや、本当に大変な作業を手伝ってくれたシソジさんに感謝
農作業体験・脇之谷内・紫蘇ゆかり編
STEP3 8月2日 ゆかり天日干し梅干し
シソジさん、稲積梅での天日干し作業終了後、脇之谷内に来訪。
地域の婆ちゃん達と触れ合いながら、紫蘇の天日干し作業を行った。
紫蘇の天日干し作業を行う脇之谷内のばあちゃん
農作業体験・食
夏野菜でおもてなし
今回、シソジさん、2日間にかけて氷見を満喫。本人は、3日希望していたのだが、私自身が所用があったので、断念。
シソジさんに氷見の食を満喫していただきました。
我が家で、ありあわせの夏野菜で朝食
近所のばあちゃんがつくっているトウモロコシ、トマト、キュウリなどなど
農作業体験のおやつ
休憩タイムは、紫蘇ジュース
脇之谷内でも、すぐに婆ちゃん達と仲良くなったシソジさん
農作業体験のあとは、氷見の街中へ
島津甘味堂のソフトクリーム
神代鮮魚店ツアー
水曜、日曜以外なら神代鮮魚店をご案内
やっぱり、ここにいって氷見の魚を知ってもらう
氷見の人からみたら、普通の魚屋さんだけど、神代さんは、氷見漁港で獲れた魚の種類が豊富
ロット数が少ない魚は、大手鮮魚店では取り扱わず、神代さんのような小さな魚屋さんが少数のお客さんに対して提供できるのが強み
しかも、希望を出せば、刺身でも柵でも、三枚おろしでもやってくれるのが嬉しい
氷見市民が愛してやまないフクラギの刺身
ほか、真鯛やアオリイカもつけて、500円の刺身盛り合わせ
都会では、絶対に食べられない氷見特典
本日のサービス
いつも、お願いするので申し訳ないですが、今日も、シマダイや舌平目などのお汁の出汁魚をプレゼント
神代さんありがとう
まとめ
今回、シソジさん、なんと前回の八代に続き、稲積・脇之谷内でも農作業を満喫
NO<MACHIでは、氷見の里山で春夏秋冬いつでも小さな個人向けの体験教室を行っています。
農作業体験・主催者側の心がけは、東京ディズニーランドのキャスト
東京ディズニーランドのジャングルクルーズは、私の好きなアトラクション。
しかし、ジャングルクルーズで見るのは、ハリボテ(機械じかけ)の動物で本物ではない。
けど、キャスト(案内役)の話が面白く、自分たちも一体感を味わえ何度でも訪れてしまう。
私自身が行いたい農村体験は、そんな東京ディズニーランドのキャストのような都市農村交流を行い、その中から関係人口づくりでファンの拡大。
農作業のお手伝い、農村体験は、その人その人に合わせて氷見の里山で楽しい都市農村交流を365日開催しています。
youtube 来られよ氷見、是非見てね
農作業体験・農村体験でのガイド講師の役割(農村体験交流イベント対象者向け記述)
農作業体験・農村体験でのガイド講師の役割で、一番大事なのは、楽しく安全で行うことが大事。
農家さんは、農業のプロだが、ガイドに関しては素人の場合が多い。
なぜなら、プロの農家さん自身も見て覚えたタイプだと、上手く素人さんに伝えるのが苦手で、無難な簡単な作業しか伝えられない傾向がある。
例えば、田植えや稲刈りの作業体験では、農村では機械植え、機械刈りが主流なのに、農作業体験イベントでは、昔ながらの手植えや手刈りのイベントが多い。
だから、ガチな農作業体験の場合、素人とプロの中間が農村体験ガイドが必要だ。
ただ農家さんの中でも、常にいろいろな人と接し農作業を教えている農家さんは、農作業体験ガイドもプロで楽しめる。
通常の農家さんは、農業のプロだが、素人相手に教える場合いきなり自分と同じ感覚でプロ農家仕様で教える傾向にある。
プロ農家仕様で教えてもよい場合は、素人で初めての経験だけども過去に何らからの農作業経験や野山で遊びまわっていた体験があるなら、臨機応変に対応可能だ。
そんな臨機応変が効く人は、プロの農家さんからも「筋がいいね」と褒められる。
臨機応変が効いて筋がいい素人さんは、これまで述べ3000名以上の都市農村交流を重ねてきた私の経験上、幼少の頃に野外で遊んだ経験のある40代以降が多い。
残念なことに、幼少のころから、室内のお稽古事や室内ゲームでばかり遊んだような人たちは、ぎこちない場合が多く、農業体験・農村体験をする場合もガイド講師は、安全面に注意をはかる必要がある。
農作業体験・農村体験でのガイド講師の資質として、全てを教えるのではなく、相手に気付きを促し、多少の失敗も推測できるようなイメージも重要であり、インタープリターの要素が必要。
また、東京ディズニーランドのキャストのように、楽しく笑顔で1トーンテンションアゲアゲも大事。
農作業体験をした子どもから、取材を受ける著者
参加者の感想
2日間 お世話になりました 思わぬいただきものに感謝 いろいろありがとうございました
シソジさん、お疲れ様、また遊びに来てくださいね(笑)