2016/11/08
昨年に続き、無農薬・無化学肥料 自然栽培による
大豆の収穫
を行った。収獲の様子 1反ある畑は、7名出ても半日で終わらず、結局翌日持ち越しの1日作業
今年は、休耕田だった1反5畝ほどある圃場を全て大豆畑にして取り組んだ。 播種は、機械で出来たが、(自然栽培で大豆作り /blog/12307) 刈り取りは、人力。 前回の 蕎麦の収獲(/blog/13056) に続き、脇之谷内営農組合のメンバー協力による大豆の収穫。 しっかり張った根っこの引き抜きは、男仕事。束にするのは、男女両方で行われた。ブルーシートで簡易式担架を作って運搬 作業効率を高める実績による知恵が素晴らしい
収穫した大豆は、6~8本を1束にして藁で縛って、ハサ掛けにして、さらに乾燥させる。藁で大豆を縛るばあちゃん
この時の縛り方、米の苗縛りと同じ縛り方らしい。じいちゃん、ばあちゃんが藁の縛り方をどうするか決めている時に、苗縛りと同じと話していて、会話が成立。凄い。 お米のハサガケの縛り方よりも、さらに強固な縛り方。昔の農家さんの効率よい縛り方文化に改めて感服。 昨年の苗縛りの様子と全く同じ(ここからは、昨年の画像) 我が家のご近所さんのおばあちゃんは、すごい!農業のスペシャリスト 今回も大豆のハサガケに感服 鎌を持って葉っぱを落とす作業の早いこと ざく、ざく、ざく 見事な鎌さばき 『あんた、ハサカケ用の竹用意せなれ』 と言われ、近所の竹藪に竹伐りに 1時間しないうちに5本の竹を伐って戻ってきたら あっという間に枝には豆のさやだけになっていた。(画像なし) その後、さやになった枝を、婆ちゃん達がハサガケするための作戦会議 『何本束にする?』 『3本づつで、いかろ』 そんな会話の後、枝を3本づつクロスで束ねて藁でサササッ・クルッと縛り出来あがり これも早くて適切。凄すぎ。 ばあちゃん 『今度は、根っこごと掘ってきなよ。根っこがあるとハサガケがおちんから』 私 『大豆の根っこにある根粒菌が欲しくて、枝をかったけど、次回は、根っこごと持ってきます』 数日間、干して黒くなったら、叩いて大豆を出す工程に入ります。 かつては、田んぼのシロカキが終わったころに、大豆を畦に植えたらしい。 稲の収穫でつかったハサカケをそのまま利用して大豆も干したそうです。 今では、めっきりしなくなった大豆づくり。したいな~ 昨年よりも収量が多く、今年は、脇之谷内営農組合のビニールハウスでハサカケを行った。はさ掛けされた大豆
昨年と見直したら、今年は、葉っぱ付けたままの方法 農家さん毎で作業工程が違うんだなと感心