365日農村体験 原木椎茸天地替えと野菜摘み取り

     

9月上旬、ベトナムから仕事に訪れている9月上旬、ベトナムから仕事に訪れているH君らが農村体験を行いました。

今回の農村体験は、3時間コースの原木椎茸の原木天地替えと野菜摘み取り体験

原木天地替え

野菜摘み取り体験

都市と農村を繋ぐこと(関係人口)

2018年の様子

 

原木天地替え

原木椎茸は、本当に手間暇がかかる

といっても、多くの人は、菌床椎茸と原木椎茸の違いすら判らないと思う

菌床椎茸の栽培については、

菌床椎茸と原木椎茸(山アワビ)の違い /blog/13205

を見て下さい。

天地替えについては、

原木椎茸栽培 天地替え /blog/17075

天地替えの様子

 

H君らが原木椎茸の天地替えを行っている中、H君の奥様は、ハンマーモアを使って草刈りに挑戦

ハンマーモアは、意外と簡単

左右にあるブレーキを調整して進行する。速度も1から3速と三段階変速があるので、女性でも歩くスピードを調整し簡単に扱える草刈り作業

ハンマーモアで草刈り作業の様子

 

2時間で作業終了

途中にお茶タイムもあり、実質1時間15分程度で1000本の原木を天地替え出来ました。

 

野菜摘み取り体験

原木の天地替えの後は、近所のヒナばあちゃんの畑に出かけ、野菜の摘み取り体験

ヒナばあちゃんの畑の野菜は、極力農薬や化学肥料を使わず、減農薬減化学肥料

それに愛情たっぷりで美味しい

収穫体験の様子

 

収穫後の記念撮影

 

収穫して頂いた野菜

 

都市と農村を繋ぐこと=関係人口づくりで地域活性化を目指す

地域おこし協力隊時代からの継続して行ってきた行動の1つ都市農村交流

イベントを定期的に行っていれば、固定ファンがついてくる。

固定ファンの人々は、単なるイベント参加者としての位置付けではなく、

困ったときには、お手伝いもしてくれる。

地域とイベント以外でも農村での作業を手伝う人のことを関係人口と称している。

氷見で4年間都市農村交流を定期的に行ってきた地道な活動のおかげで、

コロナ禍で大変な今でも個人個人が訪れてくれる農村体験私自身の活動でも、徐々にではあるが、関係人口が増えてきた。

今では、年間500名以上の人々が携わっている。

活動事業費については、H27~H29年度は協力隊の活動資金を補填し、H30から現在に至るまで地域の補助金事業や自身の貯蓄を崩してやりくりしている。

令和元年度は、NGO NICEと連携して1か月間のワーキングを行ったので人数が増えることが出来たが、令和2年度は、コロナ禍のため、体験イベントが出来ず、個人対応を重要視していきたい。

 

地域側の理想としてまだ根強いのが、関係人口の先にあるのが移住定住。しかし私自身は、関係人口に携わる人がすべて移住と考えてはいけない。

私が作成した過去地域活性化センターの報告書にも記載しましたが、関係人口の中から、3%程度が移住の可能性を秘めていればよいと思う。

まだまだ移住定住した後の生業づくりについて、付加価値のある特別栽培米や、特産品稲積梅、仏生寺椎茸などの栽培に挑戦中であるがまだまだ安定収入まで確立しておらず、現在の課題である。

 

 

持続可能な集落維持に向けた農村観光の取り組み(地域活性化センター・地域リーダー実践塾)
https://www.jcrd.jp/seminar/2918inagaki.s.pdf

富山県内の行政は、関係人口について理解力が乏しく、未だに移住定住を推進したり、形式的な関係人口づくりが行われている。

安易な移住定住促進では、地域に溶け込まなくても暮らせる街中に移住先が偏っており、中山間地域の疲弊はまだまだ改善させていない。

ですから、農村地域で都市住民と地域住民が良好な関係を保ちながら地域活性化するために関係人口を作れる場を多く設けていきたい。

 

 

2018年秋の様子

原木(椎茸)の天地替え

11月10日にチェーンソーで左足太ももを切断し、内側に7針、表面を13針縫う怪我を起こしました。

その結果、2週間安静にして、晩秋の農作業が停滞。

SNS(facebook)で状況を発信し、それを見た友人たちから多くの心配便りが寄せられ感謝。

11月26日頃から農作業再開。

11月28日に富山市に住む年配の友人が農作業を手伝いに来てくれました。

椎茸の並び替えを手伝ってくれた富山のEさんKさん

 

この日は、天気も晴れたいたので、

9時頃から休憩をはさみながら、2時間作業をほだ木の天地替え作業を行った。

今年春に植菌した原木椎茸。

ほだ木の並び替え(天地替えの様子)

 

野菜の収穫(白菜・大根)

11時過ぎからは、畑に移動。低農薬で作った白菜の防虫ネットの撤去作業。

基本、減農薬、減化学肥料・有機栽培で育てた野菜。

野菜収穫作業の様子

 

 

 

 

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