2019/12/24
氷見市でつまらない行政主導ではなく、
民間主導で面白く新たな取り組みが始まった(^O^)/
2019年12月17日の富山新聞、北日本新聞に大きく掲載されました。
12月17日㈫ 北日本新聞 21面 社会ニュース
12月17日㈫ 富山新聞 25面地域社会
※行政主導が面白くないというのは、個人的私見かもしれないが、氷見の民間主導型と参考出来るものが高岡でも12月10日に新聞記事になっていた。
20文字であらわすなら、
自動翻訳機を使っての海外旅行客集客
という内容だが、
行政主導だと、ひねりも費用対効果もなく、自動翻訳機を広く普及、アンケートを実施とある。
アンケートを実施する場合、旅行客から生の声を聞ければ面白いが、72か国に対応するアンケートは、無理だと思うので、受け入れ側の亭主目線のアンケート結果で偏ってしまいがち・・・。
民間主導・特に私がコンサルティングをしているものであるならば、
ひねりもしない自動翻訳機の活用だけを最終目的にせず、
実際に多くの人々が社会貢献に関われるのかを現実的に運用出来るように意識している。
ひみ街中活性化プロジェクト | たかおか観光ネットワーク | |
主体 | 民間主体で 飲食店6店舗+宿(蔵スティ) |
行政主体で宿泊や飲食店など8店舗 他の店舗は不明 |
泊食分離 | あり |
新聞記事では不明 旅館や観光スポットと記述 |
市内回遊 |
あり ひみ里山くらぶと連携) |
新聞記事では不明 旅館や観光スポットと記述 |
評価考察 |
youtube動画にて氷見をPR |
海外旅行客からアンケート回収 |
今後の展開 |
今後氷見全域で多くの農村部や飲食店、宿泊事業者を巻き込んでいく(自主性団体) 他の行政とは異なり、海外旅行客や国内個人旅行客がわくわくするようなオリジナリティや富山の「何もない」を武器に、未開発の農村部を地域資源として、地域の人々を地域資源として来訪者に癒しやくつろぐ、協働作業を体感してもらう リアルタイムでSNSでも情報発信を行っていく 多言語化対応WEBページ
|
行政主導?のため、合併した福岡町や戸出、農村部との連携をどのようにするのか不明。 これまで成熟された観光スポットである山町筋や高岡銅器などの中心市街地に特化した動きが予測される。 大仏旅館ホームページは、英語対応だが、保護されていない通信状態で、第三者からのアクセス検索は、低い状況 また、2018年から更新されていなく静的ページのみで、動的ページの活用がなされていないことも、集客が活かされていない |
「氷見を元気にしたい」と願う 蔵スティ池森
今年の春にクラウドファンディングの巻き返しでコンサルティングした蔵スティ池森の美人女将池森典子さんの
氷見を元気にしたい!
そんな強い思いで、地域活性化を街中から行っている。
蔵スティ女将 池森典子さん
周りからは、
「自分だけが儲かるためにやっていること」
なんて陰口を叩く人もいるけど、なぜ氷見を元気にしたいのかは、過去こちらの記事に目を通して戴ければ、100%は理解できないけど、50%くらいは、読んだ人々が共感してくれるだろう。
蔵スティの想い https://kurastay.com/story/
ひみ街中活性化プロジェクトとは
これまで氷見の宿泊観光は、民宿で夕食+朝食を食べるケースが中心。
宿泊客が街中にまで出かけて食べることは無かった。
そこで、街中にあるお店で宿泊客の好きなものを食べられ、宿は寝るだけに特化した泊食分離の宿を街中に作ったのが、蔵スティ池森である。
団体旅行客が減少し個人旅行が増えている時代に、個々の店が蹴落としあうのではなく、連携しながら観光客のおもてなしをしようと富山県内でいち早く取り入れることに賛同したのが、上記6店舗。
10月23日に富山テレビで放送され、市内でも賛同したいというお店も徐々に増えている。
食都氷見の新たな旅プラン/富山テレビ /blog/18638
第1回目は、県内在住の若い女性に飲食店巡り、宿泊、農村体験のモニタリングツアーを行った。
そして、第2回目は、海外 富山県内で最も訪れる訪富外国である台湾にターゲットを絞り
2019年12月16日、17日の2日間 台湾人のカップルを招いて、モニタリングツアーが開催された。
この企画は、
(画像左上から時計回りで)
- クラフトビール工場が店の中にあるお店 ブルーミン
- 女性でも胸焼けせず食べられる串カツ居酒屋 天笑
- 200種類の缶詰は圧巻 缶詰バーmr.kanso g2
- 泊食分離のお宿とbarがある 蔵スティ池森
- 氷見の祭りを愛する風の漢が作る 氷見ラーメン
- パンチの利いたパスタが食べれてムーディー ル・シャノワール
の6店舗で始まった、ひみ街中活性化プロジェクト
翻訳機を共有で所持し、海外からの個人観光客に応対できるお店。
訪日外国人が日本に来て食べたいと思う食事ランキングの上位にしめる
刺身、串カツ、ラーメンが食べられる
また、日本酒、ビール、ワイン、カクテルなどのアルコール類も小さな片田舎にも関わずメニューが豊富
泊食分離モニタリングツアー
今回のモニタリングツアーは、県内でも初めての試み?自動音声翻訳機を実際に観光客とお店の店員がやり取りを行いながら、どう対応できるのかを試験的に行った。また、同時に、台湾向け用のプロモーション動画を撮影。
動画撮影・プロモーション動画の企画に関しては、プロのカメラマンを雇う予算もなく、当NOMACHIが担当した。
お店の紹介は、後日報告
12月16日 氷見の夜の街を探訪
1店1店が違った色を出し、どの店も料理もお酒も美味しく面白い
氷見の酒蔵 曙で酒造見学
クラフトビール工場のある酒場 ブルーミン
刺身と串カツが美味しい居酒屋 天笑
缶詰めバー mr.kanso g2 で泡盛
ル・シャノワールで カクテル ワイン
蔵スティ池森にて、隣に座ったジェントルマンさんも自動翻訳機で会話を楽しむ
12月17日 農村体験
17日午前中は、氷見の温泉に入ってまったり
ランチは、氷見カレー学会の 煮干しカレー と ラーメン
そして、農村体験で漬物づくりと 椎茸栽培
パーラーホリエで氷見カレーととんこつラーメン がっつり戴きました
漬物づくりを終わって、婆ちゃんたちも自動翻訳機を使って会話に挑戦
原木椎茸 仏生寺椎茸の説明
仏生寺椎茸と猪肉でバーベキュー
神代鮮魚店で氷見の新鮮な魚の昆布巻き 見学
泊食分離のまとめ
ひみ街中活性化プロジェクト(6店舗) では、 氷見カレー学会(氷見市内の飲食店15店舗)や ひみ里山くらぶ(7地域)と連携をしあいながら、氷見市内での観光宿泊体験を通して、観光旅行客が氷見と言う定置網の中でぐるぐる回遊できるような滞在型観光を目指していくと聞いています。
このような趣旨は、私自身が関与しているひみ里山くらぶ と同じ趣旨であり、蔵スティ池森の女将 池森典子さんのご尽力によるものです。
彼女は、今回の街中プロジェクト設立以前より、農村部との連携に宿泊事業者として誰よりも苦労し協力して頂いていたと私は思っています。
池森典子・過去の里山連携実績
- 脇之谷内での獅子舞体験(仏生寺地区)
- 床鍋の虫送り(速川地区)
- 八代環境パトロール隊とNICEへの食事提供(八代地区)
行動をせずに、口ばかりの人たちは、
「行政がだらしない、行政がしない」
と言って自分たちから動こうとはしない人がやたらに多い富山県人。
氷見では、行政が動くのではなく、市民自らが動き、動いた結果、行政の重い腰をあげさせて官民連携を目指していくケースがようやく動き始めています。
氷見に限らず、他の地域において、民意で変えようと思っている人がいれば、是非ご連絡や氷見の活動見学受け入れます
過去の活動見学について
海も山も楽しめる食都氷見のグリーンツーリズム宿泊体験ツアーその1/ひみ里山くらぶ
/blog/18680
氷見観光PR動画は、1月下旬にまでには、完成したいが、他にも多くの依頼や事業を行っているために、オーバーワーク!!!