2015/09/02
完熟鶏糞でフカフカな畑のトウモロコシ
見事に育っていました
無農薬・無化学肥料のトウモロコシ(サニーショコラ)
無化学肥料・無農薬で育てているから生でも自信もって食べられます(^◇^)
しかし標高500mで朝夕の寒暖差が激しい大長谷と、標高の低い氷見での畑環境の違いを実感
今年は、試験的に2つの圃場で育成
トウモロコシは、肥料の食いしん坊
協力隊着任で、業務多忙であったため、プライベート畑の着手に遅れ
元肥無しで、トウモロコシを育ててみました。
また、前回ブログにも記載しましたが、2週間放置という農家としては
やってはいけないNG
しかし、糖度はばっちり甘ーいトウモロコシに育ちました
けど、市場に出せる収量は、1割にも満たない。
今年の反省点と改善策は、下記の通り
【反省点と改善策】
茎の太さ
・・・協力隊として初年度で4月5月はバタバタ。畑を始動する時期を逸した。
・茎の太さが細かったのは、元肥不足
・幼穂の頃の水分不足で、茎の成長が止まってしまっていた。収穫後掘ってみたら、根が予想以上に伸びておらず、水分不足と元肥不足を痛感。(大長谷の場合は朝露や通り雨やマイナスイオンがたっぷりで水入らずでしたが、氷見では、大長谷ほどの水分が確保出来なかった)
・
実入り
・・・過去有機栽培トウモロコシの場合、市場に出せるのは最大で6割程度。今回は1割も満たなかった。原因は、元肥不足と受粉の失敗
受粉する場合、最適温度は、20度から30度程度。今回受粉時期は7月下旬から8月であった。氷見の里山での日中の温度が30度を超えた日が続いて、受粉が上手にいかなかった。
害虫(アワノメイガ)
・・・アワノメイガは、慣行農法なら、収穫20日前までに農薬をトウモロコシに撒きますが、無農薬栽培の場合、雄穂の撤去を適切な時期に行えばアワノメイガの被害が抑えれえる。今回は、その雄穂の撤去時期を逸してしまった為、アワノメイガの被害が大きかった。
販売出来るトウモロコシは1割程度残り9割は、NG
農薬、科学肥料を使わない分、成長
来年は、販売出来るよう頑張ります!
【規格外品の対応】
実入りが不足した規格外品のトウモロコシ
冷製スープで美味しく頂きました。レシピは後ほど<m(_ _)m>