2015/08/31
全国から理工系大学生らが氷見市の社会課題解決策を考える課題の解決策を考える『リ・コクリエーションキャンプ2015』が8月29日から2泊3日で行われている。
初日・オリエンテーションの様子
全国から28名の学生が参加し、6班のチーム編成となった
氷見市博物館で氷見の生活文化を学ぶ
氷見市職員で歴史文化に詳しい小谷さんに講話依頼
2日目参加した学生らは、氷見市内の各地で現地視察を行った。 私の担当するチームに与えられた課題は、『薬草の活用』 メンバー構成は、地元氷見市出身で氷見市役所にインターンシップで訪れていた学生4名。他のチームは、関東や関西の学生で構成されており、そんな他県学生に比べると氷見っ子の彼らは少し控えめで大人しい印象であった。 薬草の活用について、氷見に限らず薬草の宝庫であった大長谷でも日常で活用している人々は、80歳以上のお年寄り。戦後では、薬草から西洋医学の薬に変革していったので、情報を得るには、市担当職員と私では心細く、いろいろな専門の人に協力依頼を前日に申出を行い、氷見っ子チームの彼らに手助けを依頼し、そのような手助けをしてくれる人に支援されながら現地踏査が行われた。ながたん農援隊メンバーで、元富山県自由塾教授のせっちゃんによる山野草の説明 ※せっちゃんの大長谷での活動はこちら↓
山 ピクニック/天空の花畑(大人の遠足・大長谷ファン倶楽部)
臼ヶ峰の沿道沿いを散策
5mもしないうちに薬草や山野草の説明、学生と同様にオブザーバーで同行した審査員や実行委員の方々もせっちゃんのトークに感服(^◇^)
せっちゃんが朝3時から作ってくれたミョウガ寿司
お手製のお弁当に皆さん感動
臼ヶ峰の山頂で頂きました
氷見っ子の彼らも臼ヶ峰の存在をしらなかったようです
晴れておらず、氷見の絶景を見られず残念
床鍋区長の山﨑さん宅のお庭で薬草散策
山﨑さんの80代のご高齢のおじいちゃんは、薬草を利用されていた 区長さん世代からは、繁茂に利用されることが少なくなった 薬草に限らず、80代以上の生活の知恵の文化が今途絶えようとしている。 床鍋の藁細工を作る中澤さんと有坂さんに薬草のお話しを伺いました。 また、わざわざ自分たちが使っている薬草を採取し、学生たちに見せて頂きました。 床鍋の皆さん、当日の朝にお願いしたにも拘わらず快くお時間を作って頂き感謝。 この場をかりてありがとうございました。 8月30日付富山新聞朝刊にも掲載されています なお、本日(8月31日)13時から魚々座にてプレゼンテーション(発表会)が行われます。