2015/08/18
サモアへ行くのに今回、マレーシア・クアランプール(KL)を経由。
KLの大手百貨店に入って、ウインドウショッピング。
大きな書店があったので、入ってみたら、日本向けの観光ガイド本コーナーが2列分あった。
圧倒的に多いのは、東京と京都・大阪・神戸を軸とした関西圏。
その他、北海道のガイド本も健在。
北海道で、トマムが星野として紹介されていたのには、ビックリ。
確かに星野リゾートがトマムスキー場を買収しているが、名前まで星野で紹介するとは、
挙母市が豊田市になったような衝撃。
海外から見た日本は、面白い。
ところで、富山県がどのように紹介されているのか、探してみたら、ない、ない、まったくない。(詳細は、下記Youtubeで)
立山が凄いと思っているのは、富山県人のみなのか・・・
ちなみに、2014年訪日外国人数は、1341万人
富山県に宿泊した外国人数は、134,050人 (日本政府観光局調べより)
ということは、日本全体に来た外国人人数でわると、たった1%の外国人しか富山県には訪れていない。
私が海外に旅行に行っても、やっぱりガイドブックを参考にする。ガイドブックに載っていない場所には、なかなか足を運びづらい。
富山は、海外旅行者に対して京都や奈良などのように誇れるように有名な史跡や名所が少なく、東京や大阪のようなアミューズメント施設がない。
同じ土俵で、立山、五箇山があるのかもしれないが、富士山や京都には叶わない。
しかし、富山は街がコンパクトであり、どんな田舎からでも1時間で概ね県庁に行ける地の利がある。
標高3000mの山々から平野部、富山湾と豊かな自然環境があり、豊かな自然から頂ける食材が宝庫である。
その豊かな食材をつかって、今以上に地元の食材に拘った料理を提供したり、古き良き日本の生活文化が今も日常に受け継がれている。
このような食や日常体験を案内が出来る人づくりや環境が今以上に整えて実践出来れば、きっと富山は、日本有数の観光地となり国内外から人が、第二の故郷に訪れるような気持ちになり、今以上に賑やかになるだとうと私は考える。