2017/12/15
【鏡餅】
鏡餅という名称は、昔の鏡の形に似ていることによる。昔の鏡は青銅製の丸形で、神事などに用いられるものであった。
三種の神器の一つ、
八咫鏡を形取ったものとも言われる。
また、三種の神器の他の二つ、
八尺瓊勾玉に見立てた物が
橙(ダイダイ)、
天叢雲剣に見立てた物が
串柿 であるとされる。
ウィキペディアより
3個用の串柿
【久目の串柿】
氷見市久目では、江戸時代から伝統的に串柿が作られています。
現在(平成27年調べ)、11件の農家で、2,3,5,10個の実をつけた串柿を8万7千本生産しています。
最近は、鏡餅にカビが入ることや正月後にお餅を食べなくなった影響で、小さな鏡餅が主流。
2串、3串が出回っているそうです。
しかし、本来は、大きな10串や5串の串柿が合う鏡餅が作られていた。
その由来が面白いです。
10個刺しの串柿
面白いゴロあ合わせ
10刺し:仲睦まじく(内側に6つ)、外ニコニコ(外で笑顔左右2こ2こ)の願いが込められた
5刺し:いい身内(外1こ外1こ、3うち)の願いが込められた
昔の人は、上手にごろ合わせ考え商売したもんですね。感心します。ホームセンターで売られていた鏡餅の附属品
その他、氷見の鏡餅では、裏白や藻も飾られます。 里山、里海が豊かな氷見の象徴だと感じました。