2021/12/20
多肉植物テラリウムの講師の高澤優佳さん
富山市民プラザで多肉植物のセミナーなどでも活躍中
彼女の多肉植物HPはこちら https://punipuni-succulent.shopinfo.jp/
そんな彼女もひみ里山くらぶサポーターの1人
ひみ里山くらぶサポーターは、地域外に住み、氷見の里山を応援してくれる都市住民
多種多様に飛んだ人々が訪れ、定期的に農村体験(ボランティア)に従事し、自らも学んでくれる。
多肉植物の講師高澤さんは、
富山県産のコメ粒の付いた稲わら
でしめ飾りを作りたい
そんな思いで、今年の春からひみ里山くらぶに入会された。
12月19日、高岡市瑞龍寺にて高澤さんが講師をする他肉植物のしめ飾りづくりで北日本新聞で大きく掲載された。
ワークショップで作られた多肉植物のしめ飾り
しめ縄は、床鍋の藁工房床鍋のしめ縄
稲穂は、脇之谷内産のお米
ワークショップの様子
2021年12月20日の北日本新聞
個人のワークショップでも、地域と連携し、新しい商品開発を行う場合は、こういって大きくマスメディアに取り上げられる。
今回は、地域連携として、瑞龍寺(場所)×脇之谷内(稲穂)×床鍋(しめ縄)と連携したことと、
何より、1年かけて氷見に訪れ地域の人々と仲良く交流することで、親密度の深くなる関係人口となっていることが素晴らしい
物語のあるしめ飾り
この時期、様々な場所でしめ飾りのワークショップが開催される。
その中で、彼女のしめ飾りが大きく取り上げらられたのは、
富山市在住の高澤さんが、氷見の里山の素材を活用したということ。
稲わらを入手するために、田植えから営農組合脇之谷内に出向いた。
自らが田植えを行うことで、更に稲わらへの物語を多くの人に語れる。
H19D 献穀田で、押植え作業を行う高澤さん
稗取り作業を行う高澤さん
稲刈り前の田んぼで撮影する高澤さん
9月某日 営農組合脇之谷内の籾摺り作業を見学
もみ殻でアルプスの少女ハイジ(これを知っている人は古い(笑))のように、もみ殻布団にダイブする高澤さん
藁工房床鍋の親方 有坂さんのお宅にお邪魔して、しめ縄注文の要望を伝える
画像左側も関係人口者 実は、剣道の達人
関係人口・地域活性化の見本
今回のような都市住民で、彼女の単に商品を購入するだけではなく、地域に溶け込んで、商品の物語を実際に体感する姿勢は大変すばらしいし、地域にも受け入れられる
床鍋のわら細工も、いつも卸業者に買いたたかれているところを、他の藁細工で多忙なところを倍の価格で購入いただいたことで地域のばあちゃんたちもにっこり。(といっても、ネットのしめ縄値段よりもお安い)
先日も亀の藁細工を別のひみ里山くらぶサポーターの方が、婆ちゃん達の言い値で快くお買い上げ。
ひみ里山くらぶには、こういった、日々何気ない農村体験を楽しみながら、地域連携や地域貢献に取り組もうとする人々が日に日に増えて地域との相乗効果、関係人口者同士の相乗効果が動き出している。
まだまだ小さな活動で、行政主体による大規模予算をつかってやらされている感満載の事業と違って、1人1人が率先・得意分野でつながりあうことの輪が広がっている。
こういった小さな活動の一歩一歩が、学生気分でお客が楽しむだけではなく、地域に負担を少なく、地域に寄り添いながら、地域を支援・応援するのが関係人口、地域活性化の見本だと私は思う。
残念な地域おこし協力隊の地域活動
一報、残念なことに、氷見市地域おこし協力隊(氷見市在住2年目)も今年度しめ飾りワークショップを行ったのだが、その協力隊員は、Googleが講師であり、氷見にある伝統工芸のしめ縄を学ぼうと言う姿勢がなかった。
久目の自然栽培の農家さんから藁を譲り受けたとFacebookページ投稿があるが、数年前に氷見に移住してきた若者であり、地域の農家から買い取るわけでもないし、地域にお金が落ちるわけでもないので、内々で盛り上がって楽しんでいるだけの学生サークルのノリで地域活性化・地域おこし協力隊活動なのか疑問に感じる。
さらに、残念なことに、しめ飾りは本来神様に崇め奉るものとして、左縄にしなければならないところを、右縄にしてしまっていたこと。
Google先生に尋ねると、怒られることもなく、自分のペースで出来るが、間違っていても叱られないし、地域との連携も薄まる事態に生じる。
こういった間違ったことにコメントを残して指摘したのだが、返信も無しで、一方的に非表示され、気にくわない意見には蓋をしててしまうお粗末さ。
管理する担当職員(行政)は、何をしているのかと・・・(※一旦非表示から再度公開になったが、現在は非公開かも)
§地域おこし協力隊しめ飾りの投稿にコメントした文章はこちら
詳しく知りたい方は、Faceboookでこちらの投稿
https://www.facebook.com/himiokoshi/posts/3276112119296147
氷見市地域おこし協力隊は、かつて職員と地域おこし協力隊がいろいろと事前に打ち合わせを行い、どうやって地域活性化につながるか報連相が出来ていた。
だが、担当職員や担当課長が変わることで、地域活性化が機能していないつまらない活動になっているのか、今後の氷見市や氷見市地域おこし協力隊有償オブザーバー(地域おこし協力隊OB)の手腕に期待したい。
担当職員には、5日前にメールを入れて苦言をしたが、連絡無し。
私も1氷見市民として、指摘されたことをしっかりと改善し、PDCAを回してさらによい氷見市の活性化につなげてもらいたい。