2021/12/01
ウコン収穫作業体験
2021年11月28日㈰に、氷見市大野地区で、ウコン収穫作業が行われた。
昨年は、地域住民5名と都市住民4名だったのが、
今年は、地域住民13名と都市住民22名ほどが集まった
作業は、朝8時30分から NPO法人氷見なごみの会会長挨拶、
今回から連携を行っていただいている氷見カレー学会副会長・氷見ラーメン店長、
同学会のレストランツーロン店長の挨拶を終えてから
11時までひたすらウコン堀り
掘って、掘って、掘りまくる
そんな単純作業だが、なぜか楽しい・・・
参加者から笑顔や会話があふれている
結果、イベント終了後のアンケートでは、イベント満足度100%
なぜ・・・少しだけその秘密を伝えます
詳しく知りたい方は、是非プライベートでも氷見の里山に訪れてください
収穫前のウコン畑 23列の畝
氷見カレー学会からの挨拶
市外からも8割ほどの参加者
逆に氷見市民の参加率は2割ほど
田舎の人は、都会にばかり目がむいていて、地元の地域資源を嫌う傾向がある
行政職員参加率は、ゼロ。
唯一、穴倉氷見市議会議員が参加してくださった。
若手ナンバー1の鎌仲君
11月末なのに、半そででスコップでウコンの蕪を掘り起こす
知らない人同士でも、少し慣れてきたら
お喋りしながら、手を動かして楽しく作業
子どもたちは、飽きる生き物
慣れてきたら、生き物探しに没頭
今回の収穫は、冬眠したての蛙
可哀そうな蛙君 さんざん掌で遊ばれ
虫かごに入れられていた
地域住民13名、都市住民22名、2時間半で収穫500㎏出来ました
ランチは、スペシャル氷見カレー
ウコン収穫のあとは、氷見カレー学会提供による氷見カレーライス
参加者皆で、装い配膳
地域住民は、外でウコン洗浄
一次洗浄は、用水路を使って泥を落とす
洗浄後のウコン
地域住民が、ウコンを洗浄中に、都市住民の参加者たちが、机のセッティング、カレーの配膳を手際よく行う
他のイベントでは、無料イベントであっても、主催者側の負担が大きく疲れるが、
ひみ里山くらぶ・NOMACHI企画では、受け入れ側の主催者の過度な負担を避け、
参加者にも共同作業を行いながら、一体感を味わってもらうことを意識しているのが、大きく違う
本日のカレーライス
牛筋、豚肉、鶏肉、玉ねぎ、野菜MIXがふんだんにはいったカレーライス
「生ウコンと牛筋を時間をかけて煮込むことで、
牛筋の臭みがなく、肉本来の旨さが最大限発揮できる」
と氷見カレー学会 四代目 金谷和義会長 が電話説明
さらに、今回使用したお米は、私が携わった脇之谷内産のてんたかく
てんたかくは、粘りがすくなく粒が大きいので、丼ものに最適
さらに、米が旨い一番上流の田んぼで作られているから水・土・空気が最高
富山でもお米の美味しい氷見市
その氷見市の中でも粘土質で山間の一番水を使った土地のお米が
脇之谷内米
参加した舌の肥えたマダムたちも絶賛
自らが体を動かし、収穫したウコンが入ったなんとも言えない美味しさのカレーに
満足度100%
食事の様子
今回初参加でも、摘み取り作業で仲良くなった人たち同士で会話が弾む
NOMACHIの関係人口づくり
NOMACHIのイベントは、関係人口づくりの第一歩
イベントにおいても、イベントのあとにプライベートで来訪する農村体験においても
過度なおもてなしは、一切しない
地域住民の身の丈にあったおもてなしと
都市住民の身の丈にあった作業内容
両方とも身の丈にあった匙加減が大事であり
もともと、都市住民であった私(NOMACHI)と、地域住民になった私の2つを兼ね備えているので
その匙加減が可能となっている。
地域住民主催で陥り易いイベントは、無料でも1000円会費でも、1万円会費でも
やっていることが同じで価値に応じた質の変化に対応出来ない。だから素人
1万円会費では、人が来ないとはじめっから決めつけて、価格を上げることをしないし、
価格を上げることで、自分たちが、悪いことをしているという心理が働き
結果的に、受け入れ側が儲からないどころか、赤字が多く、
精神的にも肉体的にも金銭的にも疲弊する。
都市住民側も、価格設定が安かったり、無料のイベントは、
参加者が近隣住民であったり、他所からくるにしても、
しっかりとした情報発信での告知が出来ておらず
結果、人が集まらず、身内や知人で定員を達成する傾向が富山県内には多い。
特に行政主催のイベントは、最悪。
上から目線の告知しかしていないので、どんなに素晴らしいイベント内容であっても
人が集まることが少なく、結果行政職員が一般客として参加して穴埋めを行っている実態が富山県内では多くみられる。
NOMACHIが企画するイベントでは、3割程度のリピーターが多く、リピーターさんたちが、
ホストとなって孤立しそうな新規の参加者に会話を行ってくれる。
また、イベント運営においても、はじめにある程度の説明を行っていれば
リピーターさんの中では、どういう動きを求めているのかを理解してくださり、
受入れ側地域住民のサポートもしてくれる。
そういった、地域住民が不慣れなところや人が足りないところで
都市住民の参加者であっても得意分野なことろをうまく行うことで、
地域住民と都市住民の親密性や連帯性が生まれ
お互いが過度な負担なくwinwinの関係人口づくりが行われている。
興味ある方は、是非お一人様でも、365日農村体験を開催しているので、
ひみの里山に訪れてください。
参加者の声
Kさんの感想
ウコン収穫体験のお誘い ありがとうございました。
誘ってくれなければ 朝早いし 行かなかったです。
Tさんも喜んでいました。
稲垣さんの作ったお米 とても美味しかったです。
あんなお米も作れるんですね(^O^)/