関係人口延48名集った梅社交界?!/農業支援・地域連携・9次産業

     

稲積梅・関係人口と摘み取り

減農薬・減化学肥料で栽培している氷見特産の稲積梅生産組合

氷見市鞍骨地区にあるNOMACHIで管理する梅園40aは、都市住民(関係人口)の人々が気軽に作業手伝い出来る梅園となっている。

2020年から始まった摘み取り作業ボランティア

昨年度は、7日間で19名の参加

今年度2021年は、6月16日から27日までの11日間に

延48名の都市住民が参加した。

単なる農作業ではなく、様々な都市住民(関係人口者同士)が交流を行い、

農村ならではの都会では珍しい体感が出来ることで、リピーターや新規参加者など

日々4名前後の人々が梅園に訪れ、閑静な農村に明るい声が連日響きわたっていた。

1次産業の農業から、市内の飲食店への連携、

小さな子供達の農村観光のみならず、街中の周遊を含んだ大人も楽しめる市内観光

さらにお隣高岡市の障がい者施設との食品加工と

じぶんたちだけの団体にのみこだわらず、様々な人々を巻き込みながら、大きなうねりが動き出している。

 

 

6月16日 3名の関係人口(参加者)

地元の婆ちゃん1名

昨年のリピーター1名 

本年度から新にひみ里山くらぶサポーター2名

 

摘み取り作業

本年は、SSサイズもあり、粒が全体的に小さい

 

6月17日 7名の関係人口(参加者)

摘み取り作業の合間に休憩

ランチは、氷見市内の飲食店

本日は、上田子にある食堂 ほっとでランチ

3年前に開業して今では女性に大人気のお店 ランチ時間は、大賑わい

 

選別作業の様子

午後からも6年前からのリピーター2名と新規1名の3名が参加

 

6月18日 4名の関係人口(参加者)

 

摘み取り作業の様子

本日は、6年前・2年前からのリピーター2名とそのお友達2名。

3日目から、作業前に体力測定(平行バランス)を実施。

20秒間両目を瞑って片足立ちが出来る人には、脚立作業。

以外に、年配者で自分が若いつもりでも、実際に出来ない人もいた。

この体力測定を行うことで、転倒事故のリクス改善が大幅に伸びて終盤まで無事故で作業が行えた。

 

6月20日 6名の関係人口(参加者)

親子梅摘み取り体験教室

午前中は、リピーターさん親子に梅摘み取り体験教室

摘み取りとジュースづくり

ジュースは、

氷砂糖をつかった梅シロップ と

白砂糖をつかった梅酵素ジュール の

2種類を子供達が挑戦

午後からは、リピーターさんが新規の方を1名連れて2名で作業

梅の摘み取りの後に一次選別作業も参加者に挑戦してもらう

1級品の選別に驚く参加者

 

6月21日 6名の関係人口(参加者)

 

慈善に3名の参加者がいたが、4日間での摘み取り進捗率が5割程度だったので、

改めてSNSで個別にメッセージ募集 3名のリピーターが応援にかけつけてくれた

1時間から1時間半程度で、適度に休憩タイム

休憩タイムでは、いろいろな話題の話が出るから面白い

 

話題が盛り上がるためのおやつ

白エビおかきは、リピーターさんからの差し入れ

梅の甘酢漬けは、地元の婆ちゃんの差し入れ

私は、昨年作った梅酵素ジュース

 

6月22日 6名の関係人口(参加者)

午前中摘み取り作業 リピーター3名

午後から選別作業で1名の新規参加者

A型施設の職員2名が加わり、梅加工品についての打ち合わせも行った

 

6月23日 4名の関係人口(参加者)

午前中リピーター2名

午後からリピーター1名 新規1名

この日は、ゆりちゃんの畑のジャガイモの収穫もあり、

参加者は、ジャガイモのおすそ分け

 

6月24日 3名の関係人口(参加者)

リピーター2名 新規参加者1名

 

6月25日 3名の関係人口(参加者)

リピーター3名

朝一、配達の為自宅不在だったので、

梅ジュースづくりのための梅の洗浄からはじめる

ひみ里山くらぶのファンクラブのメンバー(関係人口者)は、3のことを言うだけで、6から8の仕事を自分自身で考えて行ってくれる。

私のことを嫌っている若者(地域おこし協力隊や学生インターン)は、10のことを言っても、6の作業内容しか出来ず、残り7、8、9、10については、

教え方が悪いとか、聞いていない

と言い訳をおこなって自分たちの正当性を主張する。

このような若者は、農村体験だけではなく、私のところに訪れるリピーターさんたちからも多く愚痴を聞くことが多い。

リピーターさんたちは、自らが何も言わずに彼ら若者のしりぬぐいをする場合もあるが、私の場合、彼らにはっきりと言うことで、衝突もある。

けど、そんな自己主張の正当性ばかりを言わない若者も10人のうち1名くらいは存在し、そのような若者は、ここに訪れる年配の関係人口者や地域の農家さんからも大いに好かれて、本当の意味での「また来て欲しい」と依頼される。

 

6月26日 1名の関係人口(参加者)

リピーターさんで本年2回目の摘み取り作業

氷見うどんんの美味しい製麺所なごみ でランチ

本日は、暑かったので稲積梅の冷やしうどん

稲積梅の酸味が冷たさとマッチした、コアなファンの多い一品

ランチのあとは、

先の目処もついたので、島津甘味堂にも立ち寄り

どぶろくアイス 250円

 

6月27日 7名の関係人口(参加者)

本日は、

親子梅摘み取り体験 2名と

摘み取り作業に5名

内、リピーター2名が新規に友人1名づつを連れてきた

 

農作業だけじゃない 人と人とのつながり

ひみ里山くらぶの農作業体験

上記のように内容の1部だけを抜粋して載せましたが、

農作業だけでは、ありません。

個性あるガイドの私に理解、賛同をもてる現場の苦労を知っている参加者がリピーターとなってくれるので、共通事項が多く、

参加者同士でも話の花が開きます。

逆に、自己中心的な人は、遠慮してもらったり、1度だけしか訪れなかったり、こちらかも連絡をしないようにして、

参加者同士が楽しくなるような人選を行っているので、質が向上し、新しい友人を連れてきてくれます。

値段が安かったり、参加者に赤じゅうたんを敷かせて参加者が楽しむようなイベントや農作業体験は、疲れるだけ。

けれど、未だにそんな農村体験イベントが富山県内各地でまだ根強く行われている。

そこから、参加者が農家さんに感謝することを気付けるようになってもらいたいが、自己中でわがままな人や

インターネットや本ばかりを読んで現場を重要視しない輩は、なるべく受け入れないように行っています。

1団体で受け入れる人数は、500名ほどであり、多くても1000名程度

質の悪い参加者を受けれて質を落とすより、質を維持し、さらに向上する形で、関係人口づくりを行っていくほうが、

今の私には向いているので、そこを理解し、共感できるかたのみ、ご連絡をお待ちしています。

 

 

 

参加者の声

Tさんの感想

こんばんわ。
今日もお世話になりました。

息子にも梅を渡すことができて、良かったです。

7キロ、全てもう一度4キロと3キロに分け袋に入れるときにチェックして、綺麗な物を渡すことができました。有難うです。

よるに、HIさんや、HOさんからメッセージ頂いて嬉しかったです。

明日からも怒涛のごとく、色々ありますが、何とかこなしていきます。

 

TKさんの感想

おはようございます?
昨日は梅収穫、ありがとうございました。
みなさんと、楽しかったです!

21日ですが、もしよかったらお手伝いに行けます。
ユリコさんも、
「またね」と言ってくださったので(^^)

 

Aさんの感想

今日の午前中。
『稲積梅の摘み取り作業』に参加❣️
お手伝いというより、このところ自然や緑と縁遠くなりがちな自分自身のリフレッシュタイム✨
久々に会った 稲垣信志 師匠による平衡感覚チェック?️で、「Aさん、バランス感覚は60代ね!」と診断を受け?(爆笑)?→脚立は二段目までの許可をもらっての作業開始(((^_^;)
途中、掟破りで?三段目まで挑戦してみたものの、やはり不安で止めました?笑笑
それでも、1時間でほぼ1本は摘み終え、お次の木は…?と指示を仰げば、急遽、梅(酵素)ジュース作りをすると言う?予定外の稲垣宅へ移動という無茶振り(^o^;)
でしたが…
そこは流石の稲垣さん✨
何が何やらよく分からない者も、上手く丸め込み?おかげで、梅の種取り作業も初参加✨
帰りは、一緒に作業をしていたYさん(御年87歳?)を梅園近くのご自宅へお送りすることとなり、車内でしばしお喋り?
「あんたさん、見たことあるような気がするがやけど…」
から始まり、僅かな間にもあれこれ話が弾む?
ご自宅までお送りすると「畑が無いなら…」ときゅうり?をくださり、車が出発するまで手を合わせて見送ってくださった❣️
何かほっこり❣️あったかいな~❣️
過去何回か参加してきた『稲積梅』のイベント。
今年は予定が合わず無理かな~?と諦めていた矢先の作業日追加を知ったのは二日前?️✨
午前中の僅か2時間でしたが、迷わず行って良かったです??
行動あるのみ❗ですね?

地域おこしは人づくり

今回梅の摘み取り作業 11日間に48名もの都市住民(関係人口者)が参加してくださっています。
氷見市内の街中からも5名の方が参加くださっています。
上記のように参加者の感想で
ひみ里山くらぶの農村体験に訪れた人なら納得出来る現代社会が失いかけている大切な思い。
単なる打ち上げ花火のようなイベントを懲りもなく行っている地域おこし協力隊には理解出来ていないのが今の現実。
なぜなら、彼らは目の前の評価しか見ることが出来ず、その先にある事業化について任期を終えてまで追及する根性がない。
私の回りの人々は、受け入れる側も受け入れられる側も双方が、自分たちの何気ない行動や生活が宝箱であることへの気付き、そこから相乗効果での成長、発展することが、当たり前のようになってきた。
こういった小さな積み重ねの数を何度も何年もこなし、他の地域が真似をしたがる先駆的地域、さらに地に足がしっかり出来たときには、国まで興味を示すようなモデル事業への発展になり、都市住民も地域に住む人々も共存しあえる豊かな地域だと思います。そこには、立派な箱ものがないかもしれないが、誰もがほっこりする素敵な地域が存在する。
本来観光とは、その地域の安心と平和(観光立国推進法)。観光の原点を氷見から富山県内、そして全国に、様々な人を巻き込んで発信していきたい。

 

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