2021/04/04
出会いのご縁、価値感が似た老若男女訪れる氷見の里山
先日、あるおっちゃんが、
人に良いこと(事)と書いて
「食事」だと言われました。
なるほど、さすがオヤジギャグと感心しながら、確かに、里山に集まる人々は、食に関して感心度が高い。
食べること、食べるもののルーツを知りたくて、農村に訪れる人が多い。
他県では、中山間地域においても、嬬恋村のキャベツや川上村のレタス、北海道での蕎麦やジャガイモ、玉ねぎ
などなど一品運動が盛んで、単一作物の大規模農場が目立つ。
しかし、富山県内では、米づくりが盛んで野菜づくりは、家庭菜園程度。
砺波市では玉ねぎ栽培、富山市ではトマトや荏胡麻が一部で盛んだが、
富山県内の農家では、まだまだ家庭で食べる分だけの小規模の畑作が中心である。
野菜産業としては、他県からは劣るが、農村観光としての環境であるなら、富山県の田舎には春夏秋冬様々な食べ物に出会える機会がある。
春夏秋冬、旬な食材を自分の目で見て収穫、その周囲の空気や水、自然に触れ合えるといった五感を開放させ研ぎ澄まさせる
こういった背景があるため「美と健康」 が 「食事」からだと考えている女性からの注目となっている。
また、田舎での癒しや農業に興味のある若者も訪れだしている。
連日訪れる秘訣 都市住民との繋がる
平日の日中、暇しているのは、年配のおじさん、おばさんだと思っている方
実は、平日でも若者もお姉さまもお兄ちゃんもおじさんもおばさんも休日だったりしています。
富山県のどこにでもある田舎にリピーターも新規も連日訪れる秘訣、その人たちと繋がるには、
- 情報発信を行い続けること
- FacebookやInstagramといったSNSを使いながら、やっぱり最終的には、著者のような独自blogを常に更新し続けていること
- 有料広告の使い方(ターゲット層、費用対効果、広告に適した文書作成)を理解しながら活用すること
- 参加者目線の臨機応変な受け入れ体制
が大切だ。
3月15日から20日までの田舎体験・農村作業内容
山菜採り(セリ)
2月下旬から3月下旬まで、春の山菜として一番は、セリ
冷たく綺麗な仏生寺川の源流から流れる小川での芹採りは、参加者にとって魅力的。
泥がついて根っこごと摘み取り。
せり畑で泥の中からセリの摘み取り
かつて、この集落のお母さんたちが、水路で野菜を洗い、風呂の水を汲んだ場所で、同じように素手でセリの泥を落とす。
水路でセリの水洗い
仕上げに水道水でもう一度ゴミ取り
山菜取り(フキノトウ)
氷見の里山には、フキノトウが多数ある。
雪解けした場所をさがせば、ちょうど手ごろなつぼみが土の中から顔を出している。
また、成長したフキノトウも花芽を摘んで、葉っぱと軸だけにして調理すれば、フキのえぐみが和らいで、子どもも食べられるような味に変わる。
耕作放棄地の田んぼの畔でフキノトウ採り
原木椎茸摘み取り
9割くらいの参加者が原木椎茸と菌床椎茸の違いを知っていなかった。
原木椎茸と菌床椎茸の違いについては、こちら
実際に摘み取りを行う場合、椎茸がしっかりと原木に根をはり、採れないことに苦戦する参加者も多くいた
椎茸摘み取り体験の様子
原木椎茸殖菌作業
1本5kgから20kgほどある原木。
参加者の器量にあわせて、その都度、現場対応。
皆さん、普段つかわない筋肉を使う事と
無心になって駒菌を打ちこむことに楽しいと感じてくれた。
椎茸殖菌作業の様子
3月15日㈪ 午前 文化人・素敵なレディー3名
午前中は、山菜・椎茸採りと椎茸殖菌
控えめで芸術文化に秀でた大和撫子3名が来訪
フキノトウ摘み取りのあとに記念撮影
3月15日㈪ 午後 素敵なレディー2名 速川地区
午後からは、NPO法人速川活性化協議会での干し芋づくりに参加。
速川での作業内容を写真撮影わすれていますが、お二人とも一生懸命頑張って
地域のおっちゃんたちからは、喜ばれていました。
午前中から参加しているFさんとは、時間が少しあったので、早借にあるテイクアウトのスイーツ屋さん
Fico によって、サツマイモチーズケーキを頂きました。
ご実家の一部をスイーツ屋さんにしているFico 地元の人々に愛されているお店
あまりにも美味しいそうで画像撮りを忘れ一口かじってからの撮影
3月17日㈬ 午前 男女若者2名とおっちゃん1名
平日の水曜日どうでしょう
富山大学院のいけちゃんや、呉東在住のいくちゃんは、すっかり常連
いけちゃんは、4月から長崎に武者修行
2年後たくましくなって、また富山にもどってこいよー
氷見市内からは、ひょうたん名人?のDさん
氷見市内でも、先日もクリスチャンOさんらなど、徐々に里山と街中がつながりをもとうとしています。
3月18日㈭ 午前 健康志向(高岡・富山・金沢)の姉さん5名
18日は、素敵なマダムが大集合
皆さん初顔合わせなのに、富山のKさんがよい刺激になって面白い
金沢から訪れるMさんは、「いつも氷見に来ると新しいことに気付き、刺激があって楽しい」
と言ってくれる。
わざわざそんな田舎まで、なんて心貧しい人には、来てもらいたくない。
それよりも、Mさんのような、ここには普段のものだけでも、都会にはない面白いものがたくさんある
そんな思いの人だけが訪れて欲しいし、そんな人々が集まることによって、
わざわざ田舎までなんて心貧しき人との差別化が出来るので、
さらに参加者同士が楽しめる場となっている
3月20日㈯ 午前 金沢の元気なおっちゃんが大はしゃぎ(七尾・黒部・富山)の姉さん5名
2013年に金沢のセミナーで知り合った、道産子オヤジTさん
いつも陽気でいて、お洒落でダンディー
今回も、参加者のムードを盛り上げてくれていた。
また、新たに小松で都市農村交流をしかけるとのことで、参考にしたいと思っての参加!
この日も、道産子オヤジTさん以外は、各地域でいぶし銀のように地域活性化に携わっている人々が集まった。
・八尾の里山で、北陸唯一、国内でも数少ない高価なグリーンシルクの生産に携わっている方
・黒部で国際ボランティアを行っている方
・能登島や七尾での地域活動をされている方
などなど
Tさんとは、昼間の作業の他、氷見の夜の街もご案内
ひみの里山と街中で1日滞在して楽しめるプランが試験的に行われています
その話は、また後日・・・・<(_ _)>
ひみ里山くらぶの農村体験
コロナ禍でイベントが出来なくなって、密を避けて少人数での農村体験を2020年秋より本格的に365日、いつでも行っています。
ひみ里山くらぶの事務局-NOMACHIが提案する農村体験は、これまで各地で行われてきたお膳立てのあるイベントのような農村体験(気付いていないようで実際には都市住民にあわせて普段しない安全でおままごとのようなイベント体験が多い)ではなく、実際に農村で普段行われている農村作業を気軽に出来るようなプログラムづくりを行っています。
対象は、中学生以上 リピーターの方は、幼児からでもOK
初参加で、ガチな農村作業はちょっとと言う方や小さなお子様連れで、子どもの集中力が途切れてしまいそうな場合には、1時間程度の農村体験をお勧めします。1家族 2500円より
興味ある方は、是非メッセージを残してください