2021/03/02
2021年3月3日、富山テレビ(BBT)のニュース番組
ライブBBT 中島流!深掘りTOYAMA のコーナーで出演します。
お時間ある方は、是非見てください。
富山県で原木椎茸栽培を行い継承しているのは、恐らく私一人だと思う。
日本の森林問題・深掘り
平成27年国勢調査(10月1日現在)の我が国の総人口は、1億2709万4745人。
年齢を3区分別すると,
15~64歳人口は7628万8736人(総人口の60.7%),
65歳以上人口は3346万5441人(同26.6%),
15歳未満人口は1588万6810人(同12.6%)
となっている。
15 歳以上就業者は、5,891 万 9千人(男性3,307万8千人 女性 2,584万1万人)
農林業従事者は、 206万8千人 全産業の3.5%。
さらに林業従事者は、わずか4万5千人 全産業の0.07%
林業の高齢化率(65歳以上の割合)は、25%で、全産業平均の13%に比べ高い水準にある。
昭和30年と比較すると
平成27年 | 昭和30年 | |
15歳以上就業者 | 5,891.9万人 | 3,926.1万人 |
農業従事者 | 202.3万人(3.4%) | 1489万人(37.9%) |
林業従事者 | 4.5万人0.0(0.08%) | 51.9万人(1.3%) |
日本の森林面積は約2500万ヘクタールで、日本の国土の67%と国土の3分の2が森林なのに、林業従事者の数が本当に少なく危機に面している。
そんな危機的な林業業界、森の整備がなされていないのは、富山県に限らず日本全体の森林問題です。
ライブBBT/中島流!深掘りTOYAMA
そのような背景のもと、2020年11月10日に原木椎茸のほだ木の伐採の取材を受けました。
もちろん、テレビ、新聞の各社には、プレスリリースを行い、富山テレビ(BBT)さんがこのような深刻な状況を拾い上げて頂きました。
BBTに取材を受ける師匠 六田さん
ほだ木の伐採現場
伐採作業から3カ月経過し、ディレクターから連絡があった。
「稲垣さん、そろそろ植菌の時期ではないですか?取材させて欲しい」と
伐採だけではなく、椎茸の植菌、栽培も含めた取材だったのだと、その時判明。
3月1日に改めて、植菌作業、原木椎茸の栽培の取材を受けました。
その時に初めて、中島流!深掘りTOYAMA のコーナーでの取材だと言うことを知りました。
北陸中日新聞 中島記者に取材を受ける私
氷見の里山が面白い!関係人口のすそ野拡大中⤴
上記国勢調査で判る通り、林業従事者が極端に低い。
そこで、昨年より従事者が少ないことを逆手に取り、ひみ里山くらぶでは、関係人口づくりを行っている。
当NOMACHIもひみ里山くらぶの参画団体。
ひみ里山くらぶの参画団体のイベントににこれまで携わった都市住民やSNSでの新規募集を行いながら、関係人口を拡大中である。
今回も
ほだ木伐採、玉切り、殖菌 いずれの作業も、一般の人々にも声をかけて、体験してもらっている。
特に玉切りの際には、平日にも関わらず富山県・石川県の都市住民の多くの人々が従事してくださった。
2月28日からもすでに殖菌作業にもお手伝いに来てくれている。
また、今回の取材においても、椎茸料理を関係人口の中でも料理づくりが得意な方に依頼したり、
殖菌作業のお手伝いや盛り付けにも関係人口の人々の力無しでは成立しなかった。
私自身の力では、本当に小さなことしか出来ないが、氷見に来て5年、多くの人々の協力を得られるような関係人口の層が広がっていることは、本当にありがたい。
3日の放送で、どのような内容になるのかは、まだわからないが、きっといい放送になると思われる。
多くの皆さんに、 富山テレビ 18時から放送のライブBBT 中島流!深掘りTOYAMA を是非見て欲しいです。
師匠 六田さんと 原木椎茸の様子を撮影
今回の取材スタッフと取材に協力してくれた関係人口の面々
【殖菌作業・椎茸摘み取り体験】
Facebookイベントページで先行募集を行っています。
https://www.facebook.com/nomachi13/posts/5006938372713740
第1週は、ある程度埋まっています。
第2週は、まだ余裕あります。
2㈫所用休止
3㈬午前中
4㈭定員達成
5㈮午前余裕あり
6㈯若干余裕あり
7㈰午前若干余裕あり
8㈪若干余裕あり
13㈯若干余裕あり
14㈰若干余裕あり
15㈪以降は、別途相談
【原木椎茸植菌作業】
直径5㎝から15㎝ 長さ90㎝ 重さ5kgから15kg程度の原木に椎茸の菌をハンマーを使って打ち込んでいく簡単な作業です。
【椎茸摘み取り体験】
市場には、9割が菌床椎茸で1割も満たない原木椎茸を摘み取り体験出来ます。
【その他】
持ち物;作業服、長靴、軍手、飲み物
日付:3月1日から21日(予定)
時間;個別に対応(半日程度)
集合場所:氷見市仏生寺5234脇之谷内集落総合センター
参加要件;中学生以上
応募人数;1日1~3名(コロナ禍で密を避けます)
プレゼント;原木椎茸1袋(150g程度)
賛同金;NOMACHIの農村体験初参加者は、農村体験者備品購入の為、500円の賛同金をお願いします。
昼食他;氷見でランチ希望の方ガイドします(ランチ代は自費)。
1)ボリュームたっぷり家庭的な穴場食堂
2)プリプリ食感・変態オヤジの氷見うどん・パスタ・蕎麦
3)隠れた激戦区氷見ラーメン
4)予約制ワンランク上の農家レストラン(事前予約必要)
5)田舎のお母さんの手作り定食
6)その他参加者の要望に応対でカフェ、スイーツ屋さん案内
【小学生以下の親子体験】
小学生以下のお子さんが参加の場合、リピーターさんは、上記作業体験である程度理解できると思いますが、
初めてNOMACHIの農作業に参加する場合、お子さんが作業で半日は飽きて難しいと思われる場合は、親子体験をお勧めします。
1家族1時間2000円、原木椎茸500g付きプランを推奨。