2020/07/05
国際デザインコンペで入選
国際デザインコンペ ASIA DESGIN PRIZ 2020(アジアンデザインプライズ2020)コミュニケーション部門で、氷見市の里山での地域づくり・コミュニケーションの取り組みが入選(WINER)を受賞しました。
応募は、本動画を主導的に製作した脇之谷内里山づくり実行委員会(著者は、同委員会の事務局長である兼映像の企画から撮影編集全て行う)ですが、氷見市の里山(7地域団体)が団結し、街中の観光事業者も協力してくださった氷見の人々が行政に頼らずのべ200名以上参加し団結して作られた都市農村交流、関係人口づくりの組織の評価です。
https://asiadesignprize.com/index.php?mid=exhibition&category=84150&page=9&document_srl=84186
受賞者に送られる記念のガイド本(左)と受賞を証明する盾(右)
ガイド本に掲載されたひみ里山くらぶの紹介
ASIA DESGIN PRIZとは
今回、NOMACHI(脇之谷内里山づくり実行委員会・事務局長)がwinnerを受賞した
ASIA DESIGN PRIZE(アジアデザインプライズ)は、韓国のデザインポータル「DESIGNSORI」の主催で2017年から開始し、今回で4回目となる国際デザインコンペティションです。
応募対象者は世界中の企業、プロのデザイナー、学生。応募対象のカテゴリーは、プロダクト、建築、コミュニケーションデザイン、社会問題に取り組むデザインなど様々なジャンルに及びます。
昨年10月に作品を募集し、今回は30カ国以上から作品が集まりました。
審査員はアジアを中心に活躍する世界各国のデザイナー、大学教授ら40人からなり、深美性、希少価値、実用性の3つの基準をもとに審査されます。
アジアデザイン賞の最も重要な価値は、評価者の個人的な能力ではなく、ビッグデータに基づいて、世界で最も便利で正確で価値のあるデザインスクリーニングを提供することです。
企業、デザイン研究所、デザインスタジオ、専門家、学生を含むデザイナーが、この公平なプラットフォームで作品を提出します。
1次審査では、国籍、組織、氏名などの個人情報は公開しません。エントリの約10%が最終的な勝者として選択され、ゴールドのクラスと勝者の賞が決定されます。入選数(winner)は全作品数の約10パーセント(116名)、Grand Prize :1%(22名)、Gold Winner:3% (68名)が選ばれているそうです。
片田舎の取り組みが入賞した背景
氷見市は、人口47,000人のどこにでもある田舎都市。今も少子高齢化の人口減少は進み続けている。
そんな片田舎の氷見市であるが、ここで暮らす爺ちゃん、婆ちゃんは、宝である。
著者であるNOMACHIは、里山に暮らす地域の爺ちゃん、婆ちゃんを主役にして活動を続けている。
著者(NOMACHI)が2015年から氷見市地域おこし協力隊として氷見市内での活動し1年目の前半では、他の地域おこし協力隊が地域に入らず外部との交流ばかりしているときに、地域に溶け込むために、ひたすら農作業に従事した。半年後には、地域の信頼を得る事が出来、都市農村交流イベント(サツマイモ掘り体験やわら細工づくり体験)を成功させた。
速川地区で都市農村交流体験イベントで実績を積み重ねていくことで任務にない他地域(稲積・八代・大野地域など)の人々の目に留まり、その地域の農作業の応援や各地域で開催されてきたイベントに参画して欲しいといったコンサルティングなことの依頼を受け、実際に地域の人々を主役とした都市農村交流活動が氷見の里山で行えるようになっている。
本当の意味で、田舎のじいちゃん、ばあちゃんが、都会の人々を相手にするのは、地味で一朝一夕には出来ず、試行錯誤、失敗や軌道修正の連続であり、イベント事だけでなく普段から顔を合わせながら地域の人々とのコミュニケーション能力を高めることが大事である。
著者だけではなく、地域の人々のコミュニケーション能力が高まった結果、これまで地域内部の人々だけのイベントが次第に都市住民を巻き込んだ体験イベントや農村ボランティアといった関係人口づくりへと広がり、実際に氷見では各種団体が行政に頼らない独自で活動の動きで地域活性化が広がっている。
著者や地域が目指すのは、
行政依存からの脱却
地域の埋もれた資源を掘り起こし、地域人財を育て、農村観光として地域に暮らすおっちゃん、おばちゃんの暮らしを豊かにする。
また、移住者が受け入れやすい地域づくりを目指す
まだまだ未熟なところも多々あるが、一歩一歩前に進んだ都市農村交流・関係人口づくり
このような取り組みが、県や国の影響のない世界的なコンペディションで、認められ入賞したと感じてている。
NOMACHIで紹介出来る氷見の里山地域の農村体験
365日、いつでも気軽に個人対応が可能
マスメディア報道
今回の受賞したことに、能越ケーブルテレビ、北陸中日新聞、北日本新聞、富山新聞の4社から取材を受けました。
富山新聞
北日本新聞
北陸中西新聞
著者の製作した動画は、家庭用のビデオで撮影し、高額なカメラやビデオでは、撮影していない。
しかし、これまで恋チュンからUSAまで、過去に全国放送のニュースやバラエティー番組に7回以上採用され、再生回数も2万回弱(19,708回/200609現在)。世界各国の人々にみられている。(2020/7/2現在)
2018年製作 来られよ氷見(USA替え歌)(19912+804);2回 https://www.youtube.com/watch?v=srB33G0xIlA
2016年製作 恋ダンス(590+28799);3回 https://youtu.be/bXpCdOQC1HY
2014年製作 恋チュン(11281);2回 https://www.youtube.com/watch?v=Ww2JBSQ7iYI
地域活性化動画の撮影は、動画を撮影してyoutubeに配信することが目的ではない。
あくまでも、動画撮影は、副産物であり、
地域の人々を外部が褒め
地域の人々が自信を持つ
地域の人々が更にやる気を出す
きっかけになることが大事である。
世の中には、多くの地域活性化動画があるが、作って満足する動画なら、マスメディアからの評価も低くすぐに埋もれてしまう。
受賞後も、これに胡坐をかかず、今も連携団体同士の交流や、都市農村交流の輪が広がっている。
田舎暮らしや田舎で汗水働きたい、地方のお手伝いや第二の故郷を作りたい
そんな思いを抱いた方、詳しく知りたい方は、是非ご連絡下さい。