2019/04/04
自家製キムチづくり
2019年3月23日㈯ 脇之谷内里山づくり実行委員会事務局 といっても、著者の家で、自家製キムチ教室が開催されました。
まずは、食材を調理
ショウガ、ニンニク、リンゴ、ナシ、エビの塩辛はペーストにするため先に刻んでいきます。
食材のペーストは、ミキサーを使って行うので子どもや男性でも気軽にお手伝いでき楽しめます。
ペースト材料が終了したら、梨、ネギ、ニラ、干し柿は、それぞれの規格で刻んでいきます。
各自の包丁、まな板で、食材を切っていく
キムチのタレとなるヤンニョづくり
ペースト材料を先に入れ、2種類の唐辛子、水飴、魚油、米粉で作ったノリとしっかりと混ぜ込みます。
その後、刻んだ大根やネギなどの材料を投入して、さらにしっかりと混ぜ込みます。
1度に20㎏ほどのタレが出来るため、かなりの力仕事。
混ぜ込みは、男性や力のある人が活躍します。
水飴を入れている様子
ヤンニョ(キムチのタレ)が完成したら、いよいよ予め塩漬けしておいた、白菜に塗り込みます。
ここでも、婆ちゃん達がサポートしながら、ヤンニョの塗り方を丁寧に優しく教えてくれます。
ヤンニョは、白菜1枚1枚に丁寧に塗り込んでいきます。雑にしてしまうと、キムチの味が白菜に浸み込んでいきません。
ヤンニョを白菜に丁寧に付け込んでいる様子
今回は、付け込んだ白菜キムチを、実際に脇之谷内里山づくり実行委員会で販売している工程と同じように真空パックにしてプレゼントしました。
真空包装も、初めて使ってドキドキしながら、最後のシール貼りも体験者が行って完成。
自家製キムチづくり・1つの商品を1から作り終え、体験者の皆さん、大満足。
自分たちのお持ち帰りの白菜キムチをシール貼りする様子
全ての工程を終えて、外に出て記念撮影
皆笑顔でにっこりポーズ!(^^)!
指導して頂いた婆ちゃん達は、80歳以上のグランマ!
小さい子供も大きな大人も脇之谷内の素敵なばあちゃんと触れ合って癒される
また、一緒になって1つのものを作り終える達成感は、本当に素晴らしく素敵な作業
驚きの感動・初めて食べるワンランク上の里山料理
脇之谷内の地域資源として、農家レストランふる里膳新(あらた)があります。
これまでは、地域の場婆ちゃん達が一品持ち寄り料理を提供していましたが、今回は、料理提供を里山料理ワンランク上の高級感・おしゃれ、インスタ映えする ふる里膳新に変更しました。
器も上品、松華堂弁当でおもてなし。食材には、脇之谷内で昔から食べられている食材やちょっと今風にアレンジされたものも古今折衷で詰め合わせされ、富山県内でも、海も山もある氷見市の里山でしか食べられない里山料理でおもてなししています。
画像撮り忘れていますが、ランチの前に、お抹茶でおもてなしを受けています。
いつも、おいしい田舎料理を提供してくださっている女将さん
なお、ふる里膳新は、2名以上で完全予約制ですので、よろしくお願いします
ふる膳新(あらた) 電話番号;0766-91-2320
昼食も、体験者と婆ちゃんたちが一緒になって、行います。
体験者から、田舎での暮らしやキムチづくりについて質問されたり、婆ちゃん達からも体験者の感想や普段の生活などを聞いて親睦を深めています。
出されたランチメニューは、婆ちゃんたちも作っているもの
氷見独特の山菜・くさぎを初めて食べる体験者は、その保存方法や料理方法に驚き
農村体験交流(キムチづくり)の趣旨
都会の人々が失われつつあるのが、長閑(のどか)な田舎の故郷。
集団就職や団塊世代が親の人たちの子供は、すでに生まれも育ちも都会暮らしで自然と触れ合うことが失われつつある。
実際に富山県内でも、祖父母が田舎である人たちって、徐々に少なくなってきている。
著者が企画する農村体験交流イベントは、これら田舎の故郷がない人々がターゲットであり訪れた地域のファン(応援)層になっている。
地域の人々も都会の人々も主役な都市農村交流体験は、地域の人々と都会の人々をつなぐ仕組みであり、シンプルであるが、なかなか有料で行っている地域は、富山県内でもまだまだ少ない。
移住者である著者が、これまで富山県内で里山体験で実感したのは、無償の農村体験イベントは、バラツキが多い。地域が行政支援なしで運営しているところは、無料や格安で行っている場合が多く、2~3年は継続するが、次第に疲れて農村体験イベント自体がなくなっている。
また、行政主導の補助金絡みのイベントは、やらされている感が強いものが多く、これもまた、お客をもてなすことより、自分たちが楽しんでいる場合もあったりする。
著者自信も、これまで4年かけて受け入れる側の田舎の人々を有償でも満足できるようにおもてなし力を上げてきた。
だから、参加した人たちから、
「予想していた以上に楽しかった」
「是非また来たい」
等の声を聞け、満足度100%に近い数値を頂いている。
それがおもてなしを行った地域のじいちゃん・ばあちゃんたちの自信と元気になる。
もちろん、体験した都会の人々も、地域のじいちゃん・ばあちゃんと触れ合うことで、普段使っていない右脳をフル活用したり、じいちゃん・ばあちゃんの独特なスローテンポで、ふんわかした会話に魅了され、元気になって都会に戻っていく。
本blogで興味を持った方にお知らせ
脇之谷内では、キムチづくりは冬場しか行っていません。
今冬も行う予定ですが、前回来たかったけど参加出来なかったというリピーターさんや、氷見市の他の地域で行っている農村体験交流を行った体験者が是非参加したい!等のお声もあがっているので、今後、過去の参加者が友達を連れて参加するケースで、一般募集をしない可能性も出てきています。もし興味ある方は、是非ご連絡ください。
自家製キムチ教室以外でも、365日、里山を満喫出来る都市農村交流を目指します。
農村、里山暮らしに興味ある方は、是非、一度ご連絡ください。また、関東や愛知や関西などの都会の方には、氷見のおすすめの民宿をお伝えするとともに、高速バスや新幹線でお越しになられても、サポートできます。