関係人口をつくる=小田切×指出(ソトコト編集長)/現場での取り組み事例

     

シンポジウム

国土交通省は、2019年1月15日に、地域や地域住民との多様な関わりを持つ者(関係人口)や

地域とのつながりのつくりかたについて考えるシンポジウム

「つながりがつくる地域の未来」

と題して開催した。

本シンポジウムは、社会の成熟化に伴い、働き方やライフスタイルが多様化し、

移住、二地域居住だけでなく、

「関係人口」という地域との関わり方への関心も高まってきている。

そこで

「関係人口とは?」、

「地域とのつながりのつくりかたは?」

などの題材について、基調講演、パネルディスカッションが行われた。

 

シンポジウムパンプレット

 

今回のシンポジウムの資料一式

 

基調講演その1 指出一正氏 株式会社木楽舎 取締役 月刊ソトコト編集長

「関係人口とは」

・島根県の取り組み しまことアカデミー

・奈良県天川村 スナックミルキー

など全国で展開されている関係人口の取り組みについて事例紹介

指出さんとの繋がりは、2017年9月8日の全国地域リーダー養成塾
関東ブロック情報交流会で名刺交換、懇親会でお話させていただいた。

 

 

基調講演その2 小田切徳美氏 明治大学農学部教授 

「関係人口をめぐる政策構想」

関係人口を図式化したら、多種多様な関係人口の取り組みが見えてきた

また、今後は1つの地域だけに限定した関係人口ではなく、様々な地域にかかわる

関係人口が増えてくることも報告された

 

会場の様子

今回のシンポジウムは、技術士のCPD教育としても該当

総務省他、国土交通省も国の施策として関係人口に力をいれていることが伺える

富山県では、朝日町や南砺市が先駆的に動き出しているが、

氷見市では、まだ動きが鈍い

 

パネルディスカッション 左から

稲垣文彦氏 (公)財団法人中越防災安全推進機構 総括本部長

篠原朋美氏 ランサーズ㈱ 新規事業第二部

玉沖仁美氏 ㈱紡 代表取締役

 

 

 

関係人口とは

関係人口を提唱したのは、

ソトコト編集長 指出一正氏

東北食べる通信編集長 高橋博之氏

と言われている。

 

関係人口とは、言葉のとおり

『地域に関わってくれる人口』のこと。

自分で、お気に入りの地域に週末ごと通ってくれたり、

頻繁に通わなくても何らかの形でその地域を応援してくれるような人たち

※指出『ぼくらは地方で幸せを見つける』

興味ある方詳細は、下記資料

「関係人口論」とその展開 http://www.mlit.go.jp/common/001203324.pdf

マンガ図解で判りやすいのは 
 カンタとケイコが学ぶ「関係人口」 http://www.mlit.go.jp/common/001265775.pdf

 

 

著者と講師の人々の出会い

2017年度 協力隊活動経費と自費で行った

全国地域リーダー養成塾において、上記 小田切徳美先生や

差出一正氏や高橋博之氏や稲垣文彦氏らと出会えた。

また、全国地域リーダー塾というネームバリューで、講話のあとにも

懇親会等でじっくりと指しでお話が出来たことも私自身の財産になっています。

 

中山間地域フォーラム 稲垣文彦氏

2017年7月8日、中山間地域フォーラム(東京大学弥生講堂一条ホール)で、全国地域リーダー塾図司先生より、

稲垣文彦氏(財団法人中越防災安全推進機構)を紹介してくださった。

また、

本中山間地域フォーラムでは、

高岡市のみどりの地域おこし協力隊OB中川雅貴君(現 農事組合法人国吉活性化センター)

が事例報告を行っていた。

 

現場事例を報告した3名と図司先生の呼び水トーク

左から、図司直也先生 (法政大学)

橋本凌 (熊本県阿蘇市)

中川雅貴 (富山県高岡市)

小松圭子 (高知県安芸市)

 

全国地域リーダー養成塾特別講演 高橋博之氏

2017年9月1日 全国地域リーダー養成塾 特別講義で、「都市と地方をかきまぜる」と題し、高橋博之氏が、2時間マシンガントークで語った。

高橋氏の語りは、パワーポイントも資料もなしで、全て頭の中にインプット。けど、話しだした言葉の1つ1つには、しっかりとした情景、イメージが

浮かび上がってきた。

 

全国地域リーダー塾関東甲信越ブロック情報交換会 差出一正氏

2017年9月8日、全国地域リーダー養成塾関東・甲信越ブロック情報交換会(長野県千曲市)で、差出一正氏の基調講演を初めて公聴。

その後、懇親会にて助言を伺った。

パネルディスカッションの様子

 

シンポジウム・セミナーでの学びを現場に

今は、地域の皆さまとの活動を省いてまで東京研修に行かかせてもらったこと

交流人口づくり、関係人口づくり、移住定住への推進

現場で実践していく日々邁進していく所存です。

 

平成の百姓一揆キャラバンIN富山県

2018年5月8日 平成の百姓一揆キャラバンIN富山県

平成の百姓一揆・食べる通信代表 高橋博之氏 招待!
氷見で各種団体・個人が連携・食と農漁業について語る(海も山もある食材の宝庫氷見)
/blog/16049

 高橋博之氏とキャラバン参加者の記念撮影

 

氷見市・里山づくり各地域団体事例報告

2018年10月25日、速川地区ソライロにて、氷見市の各種団体が一同に参加し、

自分たちの活動報告と意見交換会を行った。

 

まとめ

どの地域でも、事業を1つ行うことについて、シガラミや妨害、妬みは、付き物

ゼロから0.01%動かすのにも、本当に労力、忍耐は必要

ただ、0.01でも動かすときに、周囲の共感を得られる幹がしっかりしていれば、

地域も動く! けど、やっぱり大変(笑)

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