2021/01/23
氷見市の若手農業起業家の
合資会社NICE FARM(ナイスファーム)
自然栽培農法で、米や野菜を生産している若手農家のチーム。
日本棚田百選にも選定された長坂地区と代表社員である廣和仁さんの実家のある大浦地区の
2か所を中心に、5反の田んぼと1丁3反の畑を管理。
代表社員の廣和仁氏は、2009年に脱サラし、木村秋則氏の自然栽培に魅力され、農業を始める。
2017年に合資会社NICE FARMを立ち上げ、同年ビーガン料理のお店cafe&restaurant「たねのわ」を運営。
氷見市内の有機栽培での若手農家として走り続けている。
NICE FARMのホームページはこちら
https://nicefarm.jimdo.com/
自然栽培は、土づくり
著者は、廣君と2016年氷見有機の里づくり協議会が開催した「大地の再生講座」にて親交を深めた。
廣君たち自然栽培農家の土づくりは、化学肥料も農薬にも頼らず、
日々土と食物と真面目に向き合って行かなければならないればならない。
手を抜くとすぐに病気や害虫によって食物がダメになる。
だから、育つ植物は、心身ともに丈夫なものが生き残り、
悪いものは、成長出来ないので、いわば野菜の野生児である。
逆に慣行農法や有機栽培農法は、適度な肥料や農薬で育つ普通児であるが、
利益優先にしてしまうと、多量の肥料や化学肥料によって
過保護な野菜となってしまう。
自然栽培の野菜は、野草ではないけれども、人の手を借りながら、
野菜の力強さ・本来の素材の旨味を感じられる特徴がある。
大地の再生講座
/blog/category/11_氷見有機の里づくり協議会
名城大学農学部との連携
氷見市は名城大学農学部と2018年連携等に関する協定を結んだ。
そのことによって、名城大学農学部が、廣君の農地を化学的に分析を行った。
今後名城大学の学生の卒業研究として、来年2月までに結果をまとめるそうだ。
また、廣君自身も名城大学の研究成果を基に、栽培マニュアルを作成したいと意気込んでいる。
2019年1月19日 富山新聞26面地域社会
たねのわ/ビーガン料理 現在休業中
たねのわは、現在休業中です。
NICE FARMでは、自分たちが育てた野菜を実際の消費者に食べられるレストランも経営している。
レストランの名は、たねのわ
通常は、野菜中心のビーガン料理だが、コース料理や予約の場合、地元の魚介やお肉も提供してくれる。
外観
内観
ある日の人気のランチプレート(日によって変わります)
おわりに
小規模面積での野菜づくりは、平野部の大規模圃場に比べて、不効率、不経済な場合が多いが、
廣君のような自然栽培に近づける農法で、氷見の農作物全てが消費者にとって
興味ある方は、是非連絡ください。
NICE FARMの皆さんは、氷見里山活性化動画
来られよ氷見!にも出演してくださっています。