2018/06/29
2018年6月23日(土)富山県内のローカルテレビ局、NHK富山と富山放送局の2局で、私自身が関わった企画が採用された。
これまでも、2~3か月に1回くらいテレビに放送されることがあったが、異なった事業で1日に複数の切り口で放送されたのは、初めてだったので素直に嬉しい。
1つめは、NHK富山で、23日のお昼・夕方、翌日の朝のニュースで取り上げられた。
稲積梅三昧体験
富山県の特産、稲積梅のことを多くの人に知ってもらおうとして造った事業 詳細は、こちら参加者と主催者が創る里山活性化&ブランド推進!減農薬・有機栽培の『稲積梅ざんまい体験』本企画・運営を携わり、氷見稲積梅生産組合の皆さんが主役 事前に今年入社の新人ディレクターに稲積梅のレクチャーを私自身がプロデュースした氷見稲積梅のホームページで事前予習も出来たので、短時間のニュースの中で、適格に伝えることが出来たと感じる。 2つめは、富山テレビ放送の
富山でいかがdeSHOW
の中で、地域おこし協力隊の話題の中で取り上げられたニュースでの BABAラップ・脇之谷内キムチ 過去に取材を受け放送されたのだが、改めて動画を使いたいとの申し出があった。 脇之谷内でのキムチづくりは、冬の農閑期に婆ちゃん達の手仕事確保と、地域で雇用確保を目的として企画である。 詳細は、こちら日本初BABAラップ!?婆ちゃんノリノリ・究極キムチでチェケラ!!!【マスメディアに掲載されるということ】 今だから言えるが、私が協力隊に赴任した当初、同じ地域おこし協力隊が、 マスコミに掲載されると、自分たちの考えと違うことが伝えれる という理由から、マスメディアを毛嫌いしていたものが多かった。 それって、自分がちゃんと相手に伝えていないだけなのに、相手が理解しないのを相手のせいにしているだけのことであると思う。 マスコミは、中立公正・本当に世間一般の目線であり、自分たちの活動の指標を定める指標・バロメーターだと私は思っている。 だから、常に自分の企画について、マスコミで取り上げられること、その大きさ・掲載される場所・その時の関連の記事など記載されている内容を意識する。ただ、マスメディアに取り上げられたことだけで、喜んではいられない。おそらく、そんなこと考えている地域おこし協力隊は、全国でも少なく、富山県内では、いないのではないだろうか?事実、プレスリリースを自らが行い、地域おこし協力隊の活動を積極的にPRしている地域おこし協力隊員は、富山新聞・北陸中日新聞を読む限り存在しないように感じる。 また、地域おこし協力隊が、SNSで手軽なfacebook上で、様々なイベントを行っているが、イベントのお知らせだけであり、実際にあったことが記載されていない場合が少なくない。 facebookは、手軽にできるSNSツールであるが、集客するには、ハードルが高い。集まりづらい。 ある一般参加者が私に言ったことは、「あるイベントに参加したいが、協力隊がうちうちで盛り上がっていて、一般人は蚊帳の外感があった」ということを何度も聞いている。非常に残念なこことであるが、マスメディアも彼らの記事を大きく取り上げないのは、内内の仲間だけの盛り上がりであるから、採用されないのだろう。しかし、そのことを地域おこし協力隊自身が気付かないのは仕方がないが、それを注意も補正もしない行政職員は、最悪である。 【文書能力・黒子】 2つのテレビ放送での共通点は、どちらも地域の人々が主役であり、私自身の地域おこし協力隊活動は、黒子であること。 地域住民は、企画力があっても、文字にすること、第三者に伝えることが乏しい場合がある。特に高齢者の場合、パソコンでワード、エクセルが扱えない場合がある。 地域おこし協力隊の採用時の条件で、ワード、エクセルが出来ることとある場合があるが、実際にワード、エクセルが出来ない、単なる文字を打つだけの協力隊員もやたらに多い。文字変換、簡単な計算式、作図といった機能すらできないで、採用される場合もある。これは、行政に問題あり。 地域おこし協力隊が企画書を作るということは、口頭で言うことではなく、紙に残すことで、地域の人々も目と耳で確認できる。また、地元民じゃないからこそ、新しい目線や一般的な感性で第三者に伝えることが可能であり、地域の人々ではないから出来る表現・文書能力だと思う。 ただし、企画書自身が、単なる形式だけでは、ダメだ。その事業に対して活動が円滑になるようにしなければならない。これは、私自身も何度も作り・経験をしながら今に至っている。だから、継続的に行いながら、PDCAサイクルを回すことは大切だ。 通常の協力隊は、身近な友達だけでイベントを開催するため、ほとんどが口頭で行われる。著者のイベント・行事は、全て地域住民を中心に行われるので、全て企画書ありきで行われ、イベント終了後も報告書を作成し、次回の事業に改善を行う。ここが圧倒的な差である。