2020/12/13
田舎で暮らす ために
冬の生業を設計するのは、絶対必要条件
椎茸栽培は、安定した収入を得ること、里山の環境保全のに適している
幸い、私の住む氷見市仏生寺地区は、
原木椎茸の生産地
かつては、十数件あった椎茸農家も現在は、1軒
椎茸生産農家さんを師匠と仰ぎ、今年から椎茸栽培に取り組む! 第1段は、原木伐採について
原木伐採
樹種
椎茸栽培に適した樹種は、ミズナラ、コナラ、クヌギである。
氷見市の里山は、標高50m~200m程度であり、コナラやクヌギが生えている。
伐採
炭焼きや薪には、樹齢50年ほどの木が適しているが、椎茸栽培は、樹齢25年程度の末口20センチほどの原木が適している
氷見市の里山で、かつては、炭焼きの原料として栽培されていたミズナラやコナラが、今は炭焼きをされなくなり、木は伸び放題で末口50cm以上のものが多い。
樹齢30年くらいたつと、樹木の真が弱くなり、椎茸の植菌には適していないと師匠に言われた。
また、木を伐採するには、秋の葉っぱが青いうちに行わなければならない。
葉が枯れだすと、樹木の中の水分が抜き切らず、乾燥が不十分になり、シイタケ菌糸の成長が妨げられる。
これまた勉強\(^o^)/
原木伐採前のミズナラの樹林
原木伐採後のミズナラ樹林 1日で、600本ほどの木を伐採した
木は、山の傾斜の下側から順次倒していく (上側から倒すと、下側の木に当たり危険な状態になるため)
木の伐採方法を指導する師匠 まず、受け口(下側)を2~3センチ少し切ってから、追い口(上側)にチェーンソーを入れてで伐採する
受け口に刃をいれることで、木を倒す方向をコントロール出来る
原木を伐採する師匠
原木伐採作業の様子
おまけ
氷見の里山から富山湾と立山連峰を望む 富山に限らず、今山の手入れが深刻な問題である
木を切りたくても、地権者不在や、地権者を確認出来ても遠方にいて、 現地確認や値段を相場以上に値上げを行い承諾が得られないケースが少なくない