氷見市の中山間地域の農作物は、イノシシ被害が深刻です。 手塩にかけて育った農作物が、一旦イノシシの被害にあうと、畑１箇所につき ２０万／反以上の損害が発生します。

被害にあったサツマイモ畑

２本通っている電線のうち、上側が下にさがっていた。 電機柵をまたいだのかな？

散々サツマイモを食い荒らし、ウンチのお土産

 

ちょっと解りづらいですが、電線を山側に引っ張りながら逃げた痕跡がありました

　【電気柵対策のポイント・効果】　

　単に電気柵を設置しても、電気柵のポイントが絞れていないと、被害にあいます。

　そのポイントとは

1. 電気柵周辺の草刈りは、こまめに行う
2. 電線の高さは、獣の鼻の高さを想定して設置（鼻のあたりが水分を含み一番しびれやすい）
3. 電池のチェック交換を怠らない（概ね3ヶ月に１回）
4. 支柱と電線の間にガイシを取り付ける
5. 柵の外にトタン板や舗装された道路がある通電しないので、障害物を離すか取り除く。

　鳥獣被害の他にも、里山で路地で作物を作るには、天候被害や害虫被害があげられます。

　田舎暮らしを希望する人で、家庭菜園程度なら、被害は少ないですが、プロの農家さんとして生産物を出荷するまでの過程において、本当にいろいろな苦労があります。