2017/09/25
週に1回の協力隊活動報告。
地域おこし協力隊は、国の制度で最長3年間の任期。4年目以降は、その地に残るために会社に入るか起業家になる選択肢がある。
総務省が平成27年度に実施した調査では、4割の人たちが地域から離れている。富山県では、恐らく5割、過半数以上が定住に結び付いていないと思われる。
他県よりも定住率の悪さには、様々な原因があると思われるが、1次産業(農林水産業)を軸にした定住を目指すことは、並大抵ではない。けど、地域おこし協力隊制度に頼らず農業を中心に、里山で誰もが続けて定住出来る仕組みをなんとか作っていきたい。本週間活動報告は、その備忘録も兼ねている。
最新の里山担当・氷見市地域おこし協力隊 稲垣信志 の週間活動報告はこちらからクリック願います(●^O^●)
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平成29年9月18日(月)から9月24日(日)までの活動
稲刈り、籾摺り、新米出荷準備と大忙し。 2年ぶりに籾ガラをくん炭づくりをおこなった。籾ガラをそのまま燃やすくん炭づくりは、これまで行われてきたが、くん炭器を使ってのくん炭づくりは、脇之谷内でも初めてらしく、珍しそうに皆さんに尋ねられる。 出来あがったくん炭は、地区の皆さんにお配りし、沢山野菜や果物を頂いた。田舎での生活で、生産物をお金に生み出すには、本当に難しいが、食うことには、困らない。そんな1週間でした。くん炭作って、地域の皆さんから頂いた秋の野菜や果物 何種類解るかな?左から時計回りで、 ピーマン、シシトウ、ミョウガ、ナス、ゴーヤ、 ささげ豆、ネギ、サツマイモ、サヤエンドウ 柿、栗 この他にも、かぼちゃ、マクワウリ、イチジク、すぐり菜なども頂きました 皆さま、ごちそうさまです(●^o^●)
※ は、副業や居住地域での奉仕活動等のため、業務時間外9月18日(月) 白菜畑の畦の草刈り
9月19日(火) b-らいふかんぱにーと農作業 大根・はくさいの種捲き
9月20日(水) 稲刈り 台風後、田んぼが水分を含みぬかるんでいる 粘土質の特徴で、長雨があると、水が切れず、手刈り
9月24日(日) くん炭づくり 5回目にして、ようやく品質のよいくん炭が出来あがった