2020/06/04
日本の棚田百選に選ばれている長坂の棚田の田植えイベント、2019年5月26日㈰に開催されました。
今回も100名以上の参加者
会の挨拶をした氷見市 林市長 後ろは、藤井長坂区長
参加者と一緒に田植えを行う林市長
今回は、ブロックを改定し、田植えを行いました
名城大学農学部のアンケート
「棚田についてどう思うか・・・」
「棚田をにぎやかにするためには、何をしたらよいのか?」
などを尋ねていた。
名城大学農学部だけど、農・稲のことを知らなさすぎがちょっとビックリ。
3年生になったばかりで、まだまだ甘いところがあるが、学生が今以上に深掘りして、地域活性化のヒントをつかめることを期待したい。
本日は、海越しの立山連峰が見えていました
長坂棚田オーナー制度のお昼ご飯
長坂棚田オーナー制度の魅力は、何と言っても、棚田米のおにぎり
粘土質、海越しからの潮風を浴びて育つ環境、東向き斜面で朝日を浴びる
こんな条件がそろっているので、美味しいお米が育つ
今回から、漬物が変わった!
けど、せっかくだから、どこの漬物か 書いてあるともっと親切だったかな
地の物を使った味噌汁
これも美味しい
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過去のレポートは、これ以下
日本の棚田百選『長坂の棚田』で田植え/新市長のおもてなしはGOOD☆☆☆、行政職員NG×××
富山湾越しに立山連峰を眺められる風光明媚な場所に位置する長坂地区の棚田。
この日は、富山湾は見えましたが、立山連峰は・・・残念
日本の棚田百選に選定され、この棚田の魅力の虜となっているオーナー制度の田植えが、平成29年5月27日(土)に開催されました。
開会式の様子 オーナー参加者100名 関係者100名の合計200名
長坂地区の棚田オーナー制度とは
長坂地区で、オーナー制度が始まったのは、平成11年。1グループ、1区画100m2を年間3万円のオーナー料を支払い、「田植え」体験と、「稲刈り、はさ掛け」体験が出来、収穫後に、玄米40kgと農業特産品をセットで送られてくる。
美味しいお米と、地域保存のために3万円は、安い。
最盛期55組いたオーナー制度だが、今は22組。素晴らしいロケーションの棚田であるにも関わらず年々数が減少。
主管する氷見市棚田推進事務局(氷見市農林畜産課)。
2017年時点の長坂棚田オーナー制度
今回も40名近くの市職員がお手伝いに来たが、いかにも役所仕事って感じであり、参加して頂いたオーナーの皆さまに対して、ちょっとした声掛けもなく、オーナーの皆さまから毎回リピーターとして訪れても市の職員とのコミュニケーションもない。
(※旧職員の人は、常連さんと楽しげに会話があり、こちらも素晴らしかった(●^o^●))
残念ながら個人的な感想ですが、行政職員のホスピタリティ・おもてなしの心を感じなかった。
これじゃ、せっかくのオーナー制度も数が減る。
地域住民と都市住民を繋ぐ仕掛け作り や 遠方から訪れたオーナー様が、
また来たくなるような仕掛けづくりがされていない。
役所のたんたんとこなす行政運営 (-_-;) 。
そんな行政職員の中、キラリ光ったのが、林まさゆき新市長。
自らが、率先して、ぬかるむ田んぼの中を一生懸命走って、オーナーの皆さまに苗を運んでいた。
オーナーの皆さまと楽しく記念撮影
おーすごい! さすが新市長。
林市長は、氷見の山手出身であり、田植えの手つきが手慣れている。
田植えを自ら率先する 林まさゆき新市長
10時に始まった開会式、10時20分頃から田植えが始まり、1時間半程度おのおののオーナー割り当ての面積を田植えをする。
地元のおっちゃんが、オーナーのお兄ちゃんに説教
「こらー、苗をそんなに植えるものじゃない。苗は、2~3本で十分じゃ」
「苗植えは、まっすぐ植えると抜けてくる。斜めに植えれば、抜けにくい。」
地元の人に楽しく心地よく怒られるのは、参加者も楽しい。
もっと、もっと地域住民と都市住民がつながる接点のノビシロがありながら、未開発な現状。
氷見市職員は、富山県の観光未来創造塾にも毎年1名受講されているので、観光客に対してのおもてなしの心得は、出来ているのですが・・・・実践されていないのでは、と感じる。残念
田植えの後は、お昼御飯
長坂地区のお母さんたちが握った、正真正銘の長坂の棚田米で作った
塩おにぎり
シンプルだけど、美味しい。
塩おにぎり 2個/人
そして、役所の人が作ってくれた炊き出しの味噌汁。
具材に、氷見らしさがなく、これも残念
スーパーで買ってきた漬物
このあたりが、役所仕事だと感じ、残念。
どうせ買うなら、長坂地区のお母さんたちの漬物や
氷見市では、いきいき直売の会という農家さんの組織があるので、そこから本当に美味しい手作りの漬物が調達出来る
また、塩分8%で、調味料なしの梅の風味と甘みを追求した氷見在来種の稲積梅で作った
特産稲積梅の梅干
がある
こういう場で、氷見市の里山をPR出来るのだが、せっかくのチャンスをチャンスとしないところに残念さを感じる
氷見の里山には、本当に知られていない資源が沢山ある。
行政・産業・地域・外部の目線、多くの連携をして、地域資源を発掘・発信を行えば、氷見の里山はもっと楽しく、都市住民が訪れたくなる場所へと変貌が出来る。
平成29年の長坂棚田オーナー制度で感じたことでした。
来年は、より楽しくなるような仕掛けを氷見市棚田推進会議事務局(氷見市農林畜産課)に切実に願います。
youtubeで動画配信しています。こちらも是非観てね(●^o^●)