2017/05/26
『かさこじぞう』
のお話を皆さん知っていますか?
あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいて、大みそか、町に薪を売りにいったけど、まるっきり売れず、帰り道に笠売りのじいさんと物々交換をした。
笠を背負ったじいさんが、深々と降る雪の中、お地蔵様の頭に雪が被っているのを気の毒に思い、笠をかけてあげる。
その夜に、お地蔵さんたちが、お礼に米や魚をおじいさんに届けるというお話。
著者の草刈りの様子
田舎に住んでいると、日常的に草刈りが大事 作業中に地域の人とのコミュニケーションは、前回お話した通り 田舎コミュニケーション・(地域に感謝)副業草刈り!若者の失敗に陥りやすい事例 /blog/864 自分の畑の廻りをすると、その周囲にご近所さんの畑や田んぼもあったりする。 ついでに草をかったりすると、そのお礼が、玄関先に届いている。 玄関先の野菜に名前は書いていない。1、2年目は、どの方から頂けたのか解らなかった。 しかし、3年目となると、普段から地域の人と関わっていると、どのお宅から届いたものなのか解りだした。5月8日 ウド
5月9日 ヨシナ
5月16日 タケノコ と ヨシナ
5月23日 原木椎茸
5月24日 ホウレンソウ
画像はありませんが、その他 ワラビや、茶菓子、キャベツ、ノラボウナ、チンゲン菜 などの 頂き物もありました。この場を借りて、御礼申し上げます。なぜ、草刈りが必要・大切なのか?
入ってきた当初は、田舎暮らしに慣れないからと言って、田舎暮らしで移住した人なら大抵は、野菜を頂けるだろう。 2年目以降は、田舎暮らしを通して地域やご近所さんに貢献してナンボだと感じる。 田舎に住んでいる人々は、自分の身の回りをすごく綺麗にされている。 しかし、移住者の中には、自分の借りている家や田畑だからといって、庭の手入れや田畑の畔の草刈りを疎かにしている場合がある。 協力隊や移住者の中には、家の周囲が雑になっていて、こちらにも悪い噂が聞こえてくる。 『○◎さんの、庭は、全く雑草を刈っておらず、雑草が生い茂っている。』 『××君の庭には、樹が沢山ころがっていて、汚い』 これは、避けたほうがよい。雑草が鬱蒼と茂っている民家イメージ
地域の人からみたら、 雑草が生えている、木材が乱雑に置かれる=害虫の温床
という、 危機感・悪印象 を与えるからである。 害虫は、管理している移住者だけではなく、その地域に暮らす人々にも悪影響を及ぼす。 だから、家の廻り、自分が管理している田畑の草刈りは、しっかり行おう。 行政職員が教えないというより、若手行政職員も理解しない人が多い。 なぜなら、地方の行政職員は、2世帯、3世帯で暮らし、その家のじいちゃん、ばあちゃんがしっかり行っているから、その労力をあまり実感していないのだろう。 当たり前の事だが、当たり前のことが出来ない地域おこし協力隊が全国に多数いるし、上記のように移住者目線と地域目線に気配り・目配り出来ない行政職員が多いのが、情けない。 多くの行政職員や協力隊員や田舎移住者に本投稿記事が届き、意識・認識改革を行ってもらいたい。