2017/10/29
燻炭(くんたん)
燻炭(くんたん)とは、お米を籾から籾殻を取り除いた際に発生する籾殻(もみがら)ををいぶし焼きして炭化させたもの。
畑や田んぼにすき込むことで、土中の通気性や保水性が向上し、好気性微生物が増えたり、根ぐされ防止されたりする。
また、炭化したことによりくん炭は、PH8~9となり、酸化土壌を中性化させる効果が期待できる。
燻炭(くんたん)もみの上手な作り方
ホームセンターで1850円で販売していました
1.新聞紙と木材を用意し、種火をつける。
2.種火が、燃えきらないうちに素早く燻炭器を縦に起こす
3.火が消えない内に、籾殻(もみがら)を蓑等で均一に燻炭器周囲に素早く掛けていく。
4.燻炭器の中の火が消えていないのを確認したら、煙突を装着す、さらに燻炭器周囲にもみ殻を掛けていく。
煙突を装着の際、炎が一気に上ろうとするので火傷に注意する。
5.籾殻は、煙突部の空気孔最上部が隠れるまで盛り上げる。
6.しばらくすると籾殻が黒く燻炭状態になる。
周囲に斑点のようにところどこりが炭状に黒くなる。
7.黒くなった所を下部から籾殻を混ぜるようにして、盛り上げる。
8. (6.7.)の状態を繰り返す。
全体がゴマ塩状態から、やや黒い部分が多目になったら、燻炭もみ殻をレーキ等で広げ、燻炭器をレーキ等で倒す。
所々、炭化されていない部分もあるので、再度レーキ等で炭化された燻炭を籾殻に覆うようにして、炭化を促す。
燻炭器は、高温なので、火傷をしないよう十分注意する。
9.全体が、炭化出来たら、雨状態で散水を十分行う。
水の量が少ないと、再度発熱し、灰になってしまったり、着火するので十分注意する。
10.燻炭と地表部分水を広げたときに煙(湯気)がでなくなるまで散水して完成。
9月中旬から11月にかけて、燻炭づくりを行います。
興味がある方、一緒に参加しませんか?
グリーンツーリズムとやまの農村サポーターシステムで応募します。
または、個別に連絡いただいても構いません。
燻炭づくりに興味のある方、一緒に作ってみませんか?
連絡お待ちしています。