2020/09/17
3日;奇跡の集落・新潟県十日町市池谷集落視察(別添ページ記載・ここをクリック)/blog/12868
4日;協力隊OGが作った体験・交流型ゲストハウス ハチャネ(本ページ記載内容)
『地方での起業』 tartup Weekend Niigata in Tokamachi
5日;十日町市の取り組み及び地域おこし協力隊について(現在作成中)
大地の芸術祭について(現在作成中)
他も是非見てください。
【『地方で起業』 Startup Weekend Niigata in Tokamachi】
2016年9月4日は、知人でもあるNPO法人十日町市地域おこし実行委員会理事・事務局長である多田朋孔さんが講師を務めた『地方での起業』 をテーマにした
Startup Weekend(スタートアップウィークエンド)に参加した。
十日町で開催されたスタートアップ・ウィークエンドの様子
スタートアップ・ウィークエンドとは、
金曜の夜から3日間・54時間かけて
アイディアの原型をつくりあげるイベント。
参加者の対象は、いつかなにかで起業したいと考えている会社員やフリーランス、すでに起業しているけどもう一度見直したいなと思っている人等々。
金曜日の夜から3日間学ぶ米国発の起業イベントで、仙台、東京、京都、大阪、福岡などで開催れているらしい。
参加してみての感想は、年齢層が若く、実績はないが、夢や希望を持っている層が参加しているということ。
今回は、3日間54時間かけて行うイベントを、1日8時間で作り上げる。
また、10月に十日町市で開催されている
「十
の本選会出場を目指したプレイベントであること。
実際に、トオコンに提出す
この中から、トオコンで最優秀賞のプランには、
最大300万円 の支援が受けれれるのは、魅力的。
詳細は、 トオコン2016
http://www.city.tokamachi.lg.jp/shigoto_sangyo/E006/E010/1467334788481.html
富山県では、まだこのようなビジネスプランのコンテストは、私が知らないだけかもしれませんが、行われていないように感じる。
ただ全国的には、中小企業庁の創業事業者支援補助金がるので、それを活用しても200万円の支援が受けられる。
スタートアップウィークエンドで自ら考えた起業アイデアを提案した参加者
ここから、仲間を募集し、イベント(アイデアの掘り下げ)が始まった
協力隊OGが作った体験・交流型ゲストハウス ハチャネ
ハチャネを経営しているのは株式会社YELL(エール)。
東京出身者4名(高木千歩、小泉嘉章、小泉美智代、岩井佳子)で「十日町から日本を元気にする!」ことを目標に、
2014年2月に設立。
高木千歩さん、小泉美智代さんは姉妹で、十日町は2人の両親の地元。
十日町に魅せられ地域おこし協力隊として移住し活動をしていた高木千歩さんの呼びかけで株式会社YELLを立ち上げた。(ハチャネHPより引用)
体験・交流型ゲストハウス 『ハチャネ』
http://hachane.com/
株式会社YELLの外観
1階がレストラン『ALE』 2階が、ゲストハウス『ハチャネ』
今回、ハチャネを運営する株式会社YELLの代表取締役小泉嘉章氏と元十日町市地域おこし協力隊の高木千歩さんと、4日夜、5日朝の3時間程度対談をさせて頂きました。
- 株式会社YELL
- 起業のおいたち
- 実際に十日町市に移住する前と移住した後の違いについて
- 経営理論(小泉さんは、前職東京で大手コンサルタント業をなさっていた方)について
- クラフトビールとシカゴピザのお店『ALE beer&piza』
- 地方での飲食店経営について
- こだわりの地物野菜と農家さんとのかかわりについて
シカゴピザ
ボリューム感があり、どことなくキッシュのような見かけだけど
実際にはピザ。イタリアンピザは、何度も食べたが、
シカゴピザは、初めて。癖になりそうな美味しさ
地元野菜を使ったサラダ
この黄色は、コリンキー(生で食べられるカボチャ)
レストラン側から農家さんに要望し作ってもらった野菜
農家さんとレストランが連携しあいながら、地域活性化が行われている
- 体験・交流型ゲストハウスハチャネ
- ゲストハウスの改装の経緯について
- ゲストハウスの集客、インバウンドについて
- 体験・交流型としての心構え
1人部屋の様子
共同スペースのリビング
地元の食材に拘った朝食400円
おにぎり、お味噌汁美味しかった(●^o^●)
シャワールーム
【私見】
ハチャネの海外からのお客様の大半は、個人客層だそうだ。
日本の田舎の一つである十日町市にじわじわとインバウンドの波が寄せてきて、実際にゲストハウスで滞在されている。室内のあちこちに、日本語と同時に手作りの英語表記の張り紙が、さりげないおもてなし力だと感じた。
小さなお宿や公共の施設で、このようなさりげなさが演出されているところは、富山では、少ない。だから、観光客が訪れにくいのかも知れない。
ただ、富山も新潟と同じように自然豊かであり、古来からの田舎暮らしが受け継がれている。
新潟との違いは、宣伝力、地域で暮らす人のおもてなし力が、まだまだ未開発。
これから観光業と連携しあって、後発ながら、富山の里山の魅力を伝えていきたい。