2016/07/26
今回の話題は、富山ではありませんが、ご縁があり北海道鷹栖町のレポート
生きる力を遊んで磨く森のようちえん 『ひっぱら』
と障害のある人の道具づくりをされている
工房ぞうさん
を見学に行きました。森のようちえん ひっぱら は、
野外体験活動を中心とした幼児教育を行う場所で、 今回私が参加したときも、近所の川でウチダザリガニを取って、茹でて食べる という体験をして、その後流しそうめん を食らう カリュキュラム でした。 素麺を食べた後も、子供たちは、木登りをしたり、サッカーをしたり、自由にのびのびと遊んでいました。こんな森のようちえんが全国にあり、富山にもあります。(森のようちえん まめでっぽう) http://mamedeppo.jimdo.com/ 子供たちの木登りや水遊び、大人から見たら多少あぶなっかしいこともありますが、子供たちは、自分たちの中でちゃんと生き残るための間隔を養われているように感じます。大人は、そっと見守っているだけでも十分なような感じでした。私自身が子供のころは、大人の目を盗んでやんちゃばかりしていましたけどね・・・。川でザリガニ捕りや川遊び
網でザリガニ捕り
茹であがったウチダザリガニ
ザリガニを美味しく食べる子供たち
ウチダザリガリ、これがまた美味しくてびっくり(^◇^)
ザリガニ捕りの後は、幼稚園で流しそうめん 北海道には、竹がないため、トイを代用して行われる
その後、 森のようちえん ひっぱら のオーナーでもある
工房ぞうさん の作業場で、
障害で不自由な人たちへのオーダーメイドの道具を見学させて頂きました。
(工房とようちえんは、一緒の場所にありました)
製作途中の立体保持装置
製作途中のバギー
製作途中の施設内座位保持装置
道具は、全て手作りであり、木のぬくもりを感じたり、クッションについても、何重にも弾力性の強弱のあるものを重ね、利用者の体に優しくなれるよう、様々な工夫がされていました。
職人さん曰く、『利用者の人から、生の声を聞きながら、どの位置が一番使い勝手がよいのかを知ることが出来るのが嬉しいし、新たしい発見がある』 と言われた言葉が、強く印象に残りました。