さらに革新!獅子舞体感モニタリングツアー

     
伝統文化の革新!   平成29年4月22日(日)、氷見市脇之谷内にて、

獅子舞体感モニタリングツアー

が開催された。 170422_脇之谷内獅子舞(108)圧縮

モニタリングツアーに参加下さった皆さん

今回の参加人数は、10名。うち、海外の方が4名参加して下さった。 170422_獅子舞食事(112)圧縮

ツアーの食事 豪華な郷土料理 料理の紹介については、別途ブログに記載します

今回のスケジュールは、下記の通り
  • 15時に稲垣宅に集合
  • 15時30分より、獅子舞の宮入を見学
  • 16時30分から17時15分頃まで豪華な郷土料理で夕食
  • 18時頃まで、獅子舞の余興練習
  • 18時30分より脇之谷内の個人宅(嫁花)で行われる獅子舞に参加
  • 19時30分から公民館広場で行われる獅子舞に参加
  • 20時解散
170422_脇之谷内獅子舞(158)圧縮

獅子舞のカヤ(胴体)に入ったツアー参加者

想定外だったのが、今回のモニタリングツアーの参加者は、 当初余興獅子だけの参加 でしたが、本獅子舞でカヤ(獅子舞の胴体)に入れて頂けた。 この取り組みに、富山市から参加した獅子舞好きの女性からは、 「外部の人間が、獅子舞の胴体に入って踊るなんてありえない!」 と驚きと感動。 それは、単に獅子舞のツアーを企画したから出来たものでは、ありません。  よそで、同じような都市農村交流の企画をしたら失敗します! 本企画もそうですが、著者自身が、地域の特性を把握し、常に身の丈に併せた企画を立案し、地域に還元出来る仕組みを入念に計画し、地域を巻き込んで企画を行動しているからです。 獅子舞体感ツアーに関して言えば 昨年は、自宅での体験ツアーを開催し、 余興獅子舞だけの参加でした。 今年は、地域に移住して1年経過したことで、 獅子舞以外でも常日頃から
  • 脇之谷内で田んぼの管理、
  • 米の販売、キムチづくり、
  • 恋ダンス動画
等での脇之谷内PR等地域に根付いた社会貢献活動が評価され、 獅子舞の中に入る機会が多く増えたのだと感じています。 ですから、地域からの信頼を得ること、地域の得意性を常に見定めることをしなければ、 他の人が行っても、そのようなノウハウや経験は、一朝一夕に出来るものではないので 失敗すると断定出来るのです。 営農組合脇之谷内 事務局長尾矢公道さんのコメントでも 行動で示し、気がつけば納得している とメッセージ頂けるように、地域おこしを論じるだけの輩と異なり、まずは自らが行動して実績を作り、そこから地域に納得してさらに事業を広げていくことを表してくれて、非常に嬉しい。(やらせでもサクラでもありません) 営農脇之谷内_尾矢公道 170414_尾矢公道 (3)圧縮

営農組合脇之谷内 事務局長 尾矢公道さん

  私自身、地域おこし協力隊業務地の速川地区や住居先の脇之谷内だけが盛り上がればよいと思っていません。 氷見市全体で、地域活性化を行っていかなければならないと感じています。 氷見市地域おこし協力隊のメンバーは、私の考え方に異論を唱えますが、 氷見市内には、他の地域おこし協力隊と違う行動を取ってることで、評価を得てきて、直接相談や問い合わせが増えています。今も他地域からの相談・事業計画を2件頂いて、今後私のビジネスプラン・半農半X において X= コンサル業、観光業 を目指していきます。 なお、稲垣信志の専門性知識の提供について、市内であれば、協力隊活動業務として無償提供出来ますが、市外からの問い合わせについては、ミラサポ制度(相談先無償制度)を使って、事業展開を現在計画中です。

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  1年前の活動報告は、これ以降

平成28年4月16日・日本・富山で初!?獅子舞モニタリングツアー・参加者(シニア・外国人)も地域も盛り上がり(●^o^●)

日本の伝統的な獅子舞に異文化が入った!

富山県の氷見市にある41世帯・人口100名程度の小さな集落で、外国人が本物の獅子舞のカヤに入って踊る! 日本各地で獅子舞を見たり、練習に参加したという話は聞いたことがあるが 外国人が、獅子舞のカヤ(胴体)に入って踊ったのは、もしかしたら日本国内初めてかも!? 160416_獅子舞山下(238)

今回モニタリングツアーに参加したCさんとAさん

 昨年の秋に速川地区で体感した獅子舞。本当に素晴らしい地域資源。富山県では、各地に獅子舞があり、獅子舞の伝承数は、富山県が全国1位!!!

 我が家で、獅子を招いて、獅子舞を全く知らない富山県内在住のシニア層親子連れ、そして在日外国人を対象にモニタリングツアーを行いました。

 目玉は、地域外の人による獅子舞。当初は、段ボール獅子舞を購入し、余興獅子舞を行う予定でしたが、脇之谷内地域の人の粋な計らいで、本物の獅子舞で行われました。

160414_段ボール獅子舞 (3)圧縮

段ボール獅子舞(氷見市 小島段ボールで購入出来ます)

そして、その余興獅子舞になんと、脇之谷内地域に入って1年の新参者の私が獅子舞の花形・獅子頭をさせていただけたのです。この計らいにも感謝

160416_獅子舞山下(199)

獅子頭を被る著者

勘違いしないでください

 獅子舞は、神聖な神事です。今回、このように計らいが出来たのは、著者自身毎日獅子舞の練習に参加し、地域の獅子方衆と親交を深めていったからです。

 歳は取っていますが、気持ちは、中学1年生の最年少と同じ。年配者も先輩であり、獅子舞の師匠。時間がないという言い訳をせず、時間を作って接していきましょう。

 また、獅子舞は、地域の暮らしの中の1つです。平生の暮らしも地域の人々に受け入れられるような努力を惜しむことなく行うことが大事です。口で言うのは簡単ですが、実際にやっている人は少ない。現に氷見市地域おこし協力隊で1年間経過しましたが、獅子舞に参加したのは、著者が初めてでした。

160416_獅子舞山下(220)

筆者と観光客による獅子舞演舞

 在日外国人・KさんとAさんに尋ねたところ、自分たちの母国(北米)では、お祭りの文化がなく、富山に来てからも、このようなお祭りに参加したのは、初めて経験で 興奮した! とおっしゃっていました。 狙い通り、獅子舞を見るだけではなく、参加まで持ち込んでこそ、私の理想とする着地型観光。

 今回、とやま観光未来創造塾の同期生、OmaTour Toyama の尾間さんの協力があったからこそ出来た企画。今後もさらに、地域が活性化出来る企画に進化させていきたい。 この企画で、私の家に招待した富山県着地型観光の先駆者エコロの森・森田氏も招き国内着地型観光との連携や、県の『くらしたい国、富山』の富山県定住コンシェルジュと連携をしながら田舎暮らしで失敗しないよう2地域居住の受け皿として事業展開していきたい。

 また、翌日には、獅子魂プロジェクト代表・大島氏や獅子魂ビジネスサポーター民宿いけもり・池森さんと会談。さらに、富山各地で、里山の観光を展開出来るよう、まずは自分自身で出来る範囲、多くの人を巻き込んで協力しあっていきたいです。

 次は、6月速川地区の虫送りを企画中です。

160416_獅子舞 (1178)圧縮

著者の自宅を開放し、山菜料理や田舎料理、氷見の鮮魚でおもてなし

【地域の人々やその他参加者の感想】

 地域の人たちからは、稲垣さんがよい意味で、

『画期的な改革が出来た!』、(地区の皆様の協力があっての事・感謝)

『進駐軍以来の外国人が(脇之谷内に)来た』、(うける(●^o^●))

『楽しかった!』、(地区の方が楽しいとツアー客も楽しい)

『次は、何で外国人呼ぶ?』、(脇之谷内まだまだ資源沢山あります)

と前向きな意見が多数頂けたことが非常に嬉しい。

 獅子舞初体験のシニア層のお客様からは、

『ふるさとが懐かしく思えた!』(予想外の回答)

『地域が頑張っている姿に感動した!』(私も胸が熱くなりました)

『田舎に帰りたくなった!』(富山の里山には、日本の原風景があり、資源です!)

など、前向きな意見が頂けた。

シニア層にも非常に受けがよく、ビジネスチャンスに大いになりうる。

【他の地域で行い場合のアドバイス】

他の地域で同じように移住者を受け入れて行う場合

地域と都市をつなぐ人材、

地域の人々に負担をかけない配慮が出来る人材、

地域の人々がお客様をおもてなしが出来る人材

を、理解出来る人が不足している。 富山に限らず中山間地域が生き残るには、上記のような考え方が出来る

人づくり

が大事である。単に旅行会社に依頼してやっても、地域に負担がかかるだけであったり、地域にお金を落とすどころか、ごみだけ落としていって失敗する可能性がある。

 しっかりと、時間をかけて、地域に根付いた人づくりを多くの地域で行ってほしい。そのためのアドバイスや協力は惜しまないので是非ご連絡ください。

 筆者がここまで、出来るのは、これまでの失敗や経験があるからです。詳しくは、本ホームぺージの 著者について (←ここをクリック)を見てください。

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