2024/07/22
氷見市と高岡市の境にある三千坊山(264m)
山頂からの氷見平野
かつて、この山裾には3000もの寺院があったとか、
3000人もの僧侶がいたと言われ
山の名前に三千坊と名付けられたと言い伝わっているが、
古文書が少なく不解明な部分が多いミステリアスな山。
山裾にある氷見市仏生寺地区脇之谷内には、
今でも寺院で栄えていた名前が各所で見られロマンスを感じる。
そんな歴史的ロマンス漂う三千坊山の登山道を
氷見市側代表・脇之谷内 と
高岡市側代表・山川 の
住民が合同で草刈りをボランティアを行う行事が毎年7月末に行われている 。
氷見市側(脇之谷内)の人々
草刈りは、朝8時30分に集合し、遊歩道と山頂付近の雑木林を集中的にお昼頃まで行われる。
草刈りの様子
遊歩道の草刈りは、登り始めは、若干急な階段上ではあるが、
15分程度登れば、あとは緩やかな稜線上のコナラやクヌギの木立の中を歩く。
途中3カ所の休憩箇所もあり、登山者の休む場所となっている。
遊歩道途中に設けられた休憩場所
頂上には、展望台が設置されており、
氷見の平野部から高岡、射水、砺波、南砺の平野部が一望できる。
また、宝達山、立山、白木峰、五箇山、白山の山々も一望出来る場所になっている。
山頂までは、遊歩道の他、9合目まで自動車で来れるので、
気軽に登れる山であるが、認知度が低く登山者は、少ない。
高岡側の眺め
トイレ設備は、ありません。 Youtubeで動画をアップしています。よければ見てください。