2020/04/09
氷見市の空き家バンク制度
空き家バンクとは、空き家の売却や貸し出し希望者と移住希望者をマッチングさせる制度。
空き家の増加で過疎化が進む地方自治体が、各種補助金制度や優遇措置など行いながら、移住希望者を受け入れている。
氷見市でも、定住促進を目的として空き家バンク制度がある。
けど、空き家バンク制度以外にも地域には、多くの空き家が存在する。
田舎暮らしに失敗しないためにも、プチ移住体験、2地域居住を事前にすることをお勧めする。
私たち地域おこし協力隊の隊員らも、この空き家バンクに登録された住宅を利用し、住んでいる。
しかし、地域おこし協力隊や新しい移住者の中には、地域に溶け込むことをせず、地域住民が世話をすることなく、希望の空き家が見つからず、なかなか入居にならない場合もある。
行政にばかり頼っていては、3年間の任期を待たずに退任したり、3年任期終了後に他へ移住したりする隊員や若い移住者を多くみてきた。
空き家バンク登録制度にあった里山のお家
玄関から見た客室
昔ながらの田の字型のお家。部屋数が1階に6部屋、2階に4部屋(1つは倉庫)。
合計10部屋。
客間
空き家バンク登録の家の中には、家財道具が付いている場合もある。
この机の他、電化製品や食器棚や食器も初めからついていました。
浴室
先人がお年寄りだったため、いろいろリホーム済で快適な浴室。
田舎で暮らしたいとお考えの方、是非海も山もある富山県氷見市をご検討してみてはいかがですか?
空き家バンクの物件紹介、移住に際してリホーム代50万円の補助、移住前に検討している方には1000円/泊で滞在出来るゲストハウスなどなどお得な情報があります。
詳しくは、ホーム > 人生のできごと > 引越し・住まい > 移住・空き家情報バンク > 空き家情報バンクについて
に詳しく書いてあります。 ※氷見市ホームページが平成28年4月1日からリニューアルし、検索しずらくなっています。
【移住者に提案】 無料・格安物件の探し方
二地域居住(デュアルライフ)を行おう!
氷見に限らず、田舎では空き屋バンクに登録されていない物件がたくさんあります。
登録されていない物件が多い理由に、家主や地域が誰にでも貸したがるわけでは、ないからです。
地域側からみれば、移住希望者がどのような人か知りたいのです。
田舎で大事なのは、社交性。
単に田舎の集まりに出るだけではなく、しっかりと縦社会を理解し、社交性が取れる人材が受け入れられます。
田舎では、思った以上に週末に行事が多く、都会暮らしとのギャップがあります。
ですから、当然田舎暮らしをしたい人には、二地域居住(月3回以上、年間1ヶ月以上)をしながら田舎の人たちとの交流を行い、
田舎の人々のネットワークでの空き家の情報を入手することをお勧めします。
行政が管理している空き家バンクでの物件より格安物件が入手しやすくなります。
最近の空き家バンクは、不動産屋が仲介し、値段が若干高くなっています。
二地域居住で地域と溶け込めると、その地域で烏帽子親(えぼしおや・世話人)見つかります。
かつて氷見では、元服親(げんぷくおや)という呼び名で、子(若者)の面倒を見る世話人がいました。
田舎暮らし予備軍でも、その後田舎暮らしを行うにおいても面倒を見てくれる人との信頼関係=社交性が大事です。
都会で暮らしている隣の住人とのコミュニケーションとは、違った田舎のコミュニケーションがあります。
自分は、コミュニケーションが取れるほうだと思いながらも、富山県内でも数年で田舎暮らしに躓き(つまづき)、引っ越しをされるケースが多くなってきています。
新しく田舎暮らしで不安な方、田舎暮らしをこれから希望される方の中でレクチャ―を受けたい方は、ご連絡ください。
田舎暮らしのコミュニケーション能力(社交性)のヒントやアイデアをこっそりとお教えします。