2023/01/09
幻しの原木椎茸とは?
富山県氷見市の里山にて
市場では7%しか流通されておらず
もはや、幻しの原木椎茸であり、
そんな幻しの原木椎茸の摘み取り体験を行っています。
図-1 令和3年全国椎茸生産量
野外での原木椎茸摘み取り
多くの椎茸摘み取り体験や椎茸狩りは、野外で主に秋の短期間なんです。
またはビニールハウスでの体験も、
太平洋側の雪の少ない地域での摘み取り体験で
椎茸の成長も早く味も大味になりがちです。
NOMACHIの原木椎茸は、
雪の多い北陸のビニールハウスで
加温しすぎず、じっくりと成長させるため、
肉厚でプリプリなのが特徴です。
実は、灯油ボイラーで温めているので、薪と違って燃料費が必要で、
今の時代、灯油代もかなり高く、たくさん使えないのもあります。
そんな時代の流れで、富山県内でもかつては、100件近くあった原木椎茸栽培農家も
この30年間で十数件にまで激減。
私の住む脇之谷内集落でも15軒ほどあった椎茸栽培農家が、今では師匠の1軒いか存在しない、
絶滅職種 になりつつある産業なんだよ。
雪の中のNOMACHIの原木椎茸ハウス
ハウス内での摘み取りの様子
原木椎茸の発生
変わって当確を現わしてきたのが菌床栽培キノコ=菌床椎茸が世に出てきて
・軽い(やく2kg 原木は、15kg)
・直ぐ発生する(わずか3か月。原木は、2年)
・良く出る(原木椎茸の4倍の発生量)
・安い(菌床は、木くずと小麦の外皮で普段捨てられるものに菌を打ち込んで培地を作るので安価、購入費用は300円前後、
方や原木は、東北震災後、原木産地が激減し、原木購入600円+菌打ち+養生=2000円ほどの手間)
こうした時代背景で原木椎茸は、どんどん菌床椎茸に変わっていきましたが、
個人農家は、大手の近代設備に負けて衰退していきました。
詳細は、
世間の9割が知らない原木椎茸と菌床椎茸違い
/blog/13205
体験内容
参加者資格
ここ大事です。
通常の生産の間に、
農村に対して理解ある人々を募集しています。
しかし
・親や年配者の言うことが聞けないわがままな子供、
・地域のためと言いながら話していると自己中心的な若者、
・お客様扱いを当たり前のように感じている年配者
このような人々は、お断り、ご遠慮しています。
体験料金
一般:1500円/500g
ひみ里山くらぶサポーター:1000円/500g
500gで概ね中サイズ椎茸 25個前後
場所:氷見市仏生寺5234
問合せ:本ホームページから問い合わせからメール願います。
お問い合わせ
NOMACHIの原木椎茸 500g
概ね中サイズで25個前後
youtubeで原木椎茸摘み取り体験の動画も作りました。
こちらのほうも見てください。
その他オプション
原木椎茸摘み取り体験のほか、
・1月から2月は、里山かんじきハイク 2時間から3時間ほど 3000円/人
・農村体験 無料
・わら細工体験 2時間ほど 3000円/人
・氷見の魚屋さん案内 無料
※参考 【田舎体験・関係人口】冬でも楽しい田舎体験/椎茸摘み取り、里山ハイク、山菜採り
/blog/19616
などの体験イベントや
遠方の方には、
・街中のおしゃれなゲストハウス6000円や
・一元さんお断りの小料理屋でNOMACHI、関係人口についての談話
などのご案内もしています。