2021/07/08
プロカメラ女子が草刈りを撮影したら、普通のオヤジが「かっこいい」
7月6日、小雨の降る中、早朝6時からNPO速川活性化協議会のサツマイモ畑ののり面の草刈りに
プロのカメラマン 安川さんに撮影を行ってもらいました。
草刈り作業は、地元のオヤジからしてみれば、普段当たり前の日常
しかし、街中では知られない、中山間地域の棚田の草刈りは、本当にハード!
中山間地域での草刈りは、草刈り機を自分の肩より高く掲げて草をかったり、
背丈までに伸びて50センチも見えない場所を刈り倒す
都会の人があるけないような崖に足を踏ん張り草をかる。
草刈り機の音が、何台も音を鳴らして、木霊する
そんな非現実的な世界に
京都出身であり都会育ち?の安川カメラマンから、おっちゃんたちに対し
「かっこいい」
「かっこよかった」
の言葉が何度も発せられていたのが記憶に残る。
通常のカメラマンなら、出張費や諸々かかって、3ー4万円が相場。
しかし、
・NPOの実情を知っていること
・ひみ里山くらぶのサポーターでもあり地域活性化を支援している関係人口者
・これまでも2度ほど速川地区に訪れてサツマイモ関連の撮影を行っている
などの実情を知っているためプライスダウンして撮影を行って頂きました。
速川地区のサツマイモ畑
NPO速川活性化協議会理事長自ら草刈りの第一線で活動
速川地区の漫画家山下さん 腰痛持ちだが、地域行事には参加
NPOの番頭で丸山理事長を支える1人であるゆーじさん
著者 いつも一番厳しい崖・のり面を担当(暗黙ルール(笑))
今回の草刈り参加者メンバー
関係人口は、人づくり
2015年に氷見市地域おこし協力隊に着任し、地域主役の地域活性化活動をおこなってきた。
6年前から今でも継続的に怖いおっちゃんたちの世界に飛び込んでいるのは今も後にも著者だけ?!
6年前には、集合写真を撮るにしても、おっちゃんたちは、面倒がって難しかったけど、今はすんなり動いてくれる
よく、周りの人々には、
「何でもやりすぎ」
と言われるが、何でもやっていることで、
この分野なら自分が得意だから、サポートするよ、お手伝い出来るよ
と
社会でその道で食べている職業のプロの人が集まってサポートしてくれる
もちろん、初めからプロではなくても、少し齧っている人でも大歓迎
そうやって、地域も地域外の関係人口者も、1歩1歩前に前進し、組織が骨太になっていく。
行政が行う事業のほとんどは、どこか全国で先駆的にやっていることの上っ面だけで事業に取り組んでいるために、
実際に動く人間・地域が骨太になっていないのでやらされている感が満載
そこに気付かず、毎回いろいろな事業を行っても、継続出来ない
継続されない理由を、行政職員は、地域がダメだと決めつけ、自分たちが本質を理解していないことを棚上げする
どんな事業にせよ、まずは行政関与する前に、地域が自分たちの手で動くことが大事だと著者は常々地域の人々や関係人口者に伝えている
だから、上っ面の行政職員や、他の真似ばかりして本質を行わない地域おこし協力隊に嫌われ疎まれている。
本質づくり、まだまだ6年目だが、
1年目から3年間の地域おこし協力隊時代はすべて自分1人で行ってきたものが、
今は、こうして、プロのカメラマンだったり、ミュージシャンだったり、イラストレーターだったり、ライターだったり、
WEB製作者だったり、動画制作者だったり、学者だったり、料理研究家だったり、様々な関係人口の人々が集まってきだした。
地域にはいないが、地域との関係を持つ都市住民=富山市や高岡市でも地域外に住んでいれば都市住民で関係人口者
昨年から情報発信の仕組みをさらにバージョンアップしたり、これまでの古株のリピーターの力によって、幅広いファンの繋がりが見えてきた。
ひみ里山くらぶに興味ある方は、是非、Facebookでの活動内容を見て下ださい。