埼玉県農商工連携フェアに参加/田舎暮らしは販路開拓

     

埼玉県農商工連携フェアに参加しました。そこで、見えてきた販路開拓や、フェアの内容、商工会への感謝の気持ちを綴っています。

  • 販路開拓の必要性
  • 埼玉県農商工連携フェア
  • 氷見商工会議所

 

田舎暮らしで販路開拓の必要性

NOMACHIでは、関東や関西でのイベントフェアに積極的に参加しています

氷見を離れて出展しても、はっきり言って赤字です (-_-;)

過去関東関西でのイベントフェア参加の報告はこちらのblogから

幽霊都市?・富山県氷見市10人中8人が知らない実態/交流人口から関係人口の作り方
/blog/18487

 

けど、関東や関西などに行くことによって、氷見では見えない現実と可能性が見えてきます

  1. アンケートを行うことで、他者から見た氷見の実態
  2. 農村観光、農村暮らし希望者の新規開拓
  3. 農産物ファンの新規開拓
  4. 消費者のニーズ、どんな物が欲しいのか
  5. 物消費からコト消費 商品の作られた物語の語り部として実績を積める

上記1.~5.のことを得るには、氷見市内にとどまっていても、見えてきません。

このデータを習得することをやっている人は、県でも市でも出来ないことだと私は思っています。

私自身が民間人であり、その地域で頑張っている人々や団体と常に携わってきた信頼関係があるから出来る財産だと思っています。

地域の人々の頑張りや努力を県外に出ることで見えてくるものが上記のようにたくさんあります。

だから、赤字覚悟で参加しています。

幸い、1年目は、旅費や宿泊費も出ませんでしたが、実績を買われ、今では商工会や各種団体の補助事業で全額ではないですが、交通費や宿泊費等の最低限の経費が見れるようになっているので助かっています。

 

地域おこし協力隊や若者の中で本ページを読んでいただいた人で活動したいと思っている人へ

 今回のイベント出展に限らず、地域活性化、何かをするということで、まずは自費で実績を作って、そこから周囲の人に納得出来るものをつくりあげ、支援される仕組みをすすめます。

地域おこし協力隊や若者などが、

「やりたいことがあっても、行政や組織団体が協力してくれない」

とぼやく人もいますが、まずは、自費で動くことが大事だと私は思います。

そこから、報告書を作成(これがまた多くの人が出来ない。行って報告書も、課題もなしでは、支援も得られない)して、相手に伝えることが出来る人になってほしいです。特に行政窓口の担当者に対して、口で言ってもダメです。

申請者と担当者でしか、会話は成立しません。行政担当者が上司やその上の上司に説明するための資料としても報告書や数値のあるデータ提出は必務です。

NOMACHIでは、このような報告書やデータ提出を行っています。

興味ある方は、是非ご連絡ください。

 

埼玉県農商工連携フェアに参加して

2020年2月5日㈬ 埼玉県さいたま市さいたまスーパーアリーナコミュニティアリーナにおいて、埼玉県農商工連携フェアが行われました。

 

さいたまスーパーアリーナ

 

開演前のフェアの様子

開演後は、ずっと氷見ブースでかかりっきりだったので、画像がありませんが、大賑わい

天候にも恵まれ4159名の百貨店、スーパー、量販店、生協、通販、各種小売店、卸・問屋、商社、流通、食品加工、惣菜、中食、給食業、外食産業、ホテル、旅館、輸出、貿易等の食品担当バイヤーの人々が来場しました(一般消費者は参加していません)。

 

氷見ブース キトキトファームさんも初参加

キトキトファームの商品ラインナップ

山葡萄ジュース、ドレッシング、ジャム どの商品も好評でした

 

 

NOMACHI提供の商品ラインナップ

様々なバイヤーさんたちと会話が出来ました

スイーツを探しているバイヤーさんやお菓子屋さんには、稲積梅の葛切りや、氷見の柿などが興味深々

また、お米を探している商社や飲食店事業主さんにも試食して頂き好評

てんたかくは、関東ではなかなか入手できない高級なお米だということ

干し椎茸の水で戻した出し汁では、薫りの良さにみなさん驚き!

 

NOMACHI ひみ里山くらぶ 連携団体PR

NOMACHIでは、ひみ里山くらぶで連携をしている 速川産サツマイモ、稲積梅の各種商品、大野地区で連携をしているかなや麺業の氷見うどん、仏生寺地区の仏生寺椎茸や営農組合脇之谷内のお米 、氷見の民宿(いけもり、美岬、城山)などのPRを行ってきました。

特に、営農組合脇之谷内からは、お米 実際におにぎりを試食して頂き、3合をプレゼントする ことが功を奏し、立ち止まっていろいろな課題や商談が見えてきました。

11月にコマツ大阪のイベントに比べて、関東でのバイヤーさんたちは、商品の添加物に意識が高い人が多かったように感じます。

私がお勧めした上記商品は、ほぼ制作にも携わっていたため、どんな圃場や製造現場で、どのようにして作られているのかを細かく説明できるため、皆さん関心をもって聞いてくれました。

 

 

氷見商工会議所

今回も氷見商工会議所の方々には、販売サポートや、旅費の支援など大変協力して頂きました。

今回も富山県内で参加した商工会議所は、氷見商工会議所だけでした。

今回もイベントに参加し、北陸新幹線開業当時は、県内全体や呉西地域での連携開催があったようですが、今回も北陸からは、氷見商工会議所のみ。

富山県内の他の商工会議所とも連携をして富山フェアなどを首都圏で開催するとさらに面白い動きが出来ると実感しましたが、目先の人件費が出なく経費がかさむことに企業側でもなかなか出展参加が少なく商工会議所などの課題のようです。

都会で様々なイベントフェアがありますが、こういった都会の消費者やバイヤーに目を向けて、地域の商業・工業の活気づけることを行っていることは、素晴らしい取り組みであり、人口減少に伴う消費拡大を外部から取り入れる仕組みづくりを作り上げていく氷見商工会議所の支援は、素晴らしい取り組みだと思いました。

 

 

 

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