2019/09/26
NOMACHIは、地域活性化のため、地域の人々が書ききれない助成金申請から企画運営の富山県内実積率№1
今秋も3件の助成金資料を無償で作成し、1件(市中心部)は採用、1件は現在審査中 残り1件は地域の要望で来年度に申請予定
今春も5件(脇之谷内2件、日名田、稲積、大野)の助成金事業の企画運営を行ってきているので、採用不採用合わせて8件
1本あたりの助成金額は、100万円以下なのでけっして大きくなく、全て無償で作成
なぜなら、地域活性化を行おうと頑張っている人々の懐事情を知っているから無償
嫁には、「いつになったら我が家にお金が入るの?」
とお尻を叩かれているが、
「地域が儲からないと、我が家にはお金が入ってこない」
と返事・・・・。
そこで今日は、活きる助成金とダメにする助成金のお話し
その前に 先日
スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥーンベリさん(16)は
アメリカ・二ューヨークで開かれた国連気候行動サミットに出席し、
「あなたたちが話しているのは、
お金のことと
経済発展がいつまでも続く
というおとぎ話ばかり。
恥ずかしくないんでしょうか!」
とスピーチし、地球温暖化に本気で取り組んでいない各国責任者を叱責した。
「よくもそんなことを」グレタ・トゥーンベリさん、国連で世界の首脳らへ怒り
このことを聞いて、初めは国や行政に対してのメッセージだと感じていたが、
改めて考えなおすと私たち一人一人にも言われていることだと痛感した。
助成金とは
ネットで「助成金・補助金の違い」と検索すると
「審査が必ずあるのは補助金で、助成金は条件を満たしていればもらえるという違いがある。
補助金は、申請を出しても受け取れない場合がある。」
と記述がある。
数多くの補助金事業を手掛けてきて、地域活性化のために動こうとしているリーダーは理解しているのだが、その周辺の人々の中には、自分の利益だけしか考えていない人が多い。
驚いたことにその間違った思考回路は、年配者だけではなく、若い人たちの中にも存在するという事。
間違った思考回路の人々は、
「この助成金をもらって自分たちの利益は出るのか」
「私がやっている活動は補助金事業の対象だと言われるのに、補助金事業でなないと役所に言われた」
「補助金事業をするにあたって手出しでお金を出したくない」
などなど、補助事業に対して間違った認識を持つ人々が多いことも判った。
それで、冒頭のグレタさんのスピーチで
「あなたたちが話ているのは、お金の事・・・」
のあなたが自分自身であると感じたのだった。
また、国や行政が補助金を交付しても活きた補助金事業でなければならない
事業が終わってしまえば、資金がないので、やらないという活動は、ダメな補助事業の使い方だ
どんな形にせよ、補助事業を行って自分たちの自力につながるような意識を参画者や関係者は持たなければならない。
レベルの低い行政職員は、お金は出すが、そこまでの地域の人々の人材育成はしない。
数多くの助成金事業に携わってきているので、レベルの低い行政職員とレベルの高い行政職員の差や
事業を行う意識の高い地域や団体と 意識の低い地域や団体の差は 歴然。
あなたの周りでも、どんな補助金事業があり、その申請で行われた事業が今どうなっているのかを調べてみても面白いと思います。
古参のボス猿の中には、毎回団体名を変えて補助金事業を取り続けているが伸びない発展性がないケースも少なくない。
補助事業に限らず地域活性化のために経営計画書、SWOT分析、PDCAサイクル、を描けなければ、活きた事業にはならない。
活きる補助事業とダメにする補助事業その2は、現在作成中。