2018/08/27
田舎暮らしは、右脳を最大限使う
言われたことだけを意味も考えず暮らしていては、
自然の厳しさに負けっぱなしで挫折する
なぜなら、
自分が手を抜けば
手を抜いたところが必ず返ってくる
逆に
手間暇かければ
手間暇かけたことが、ちゃんと形になって返ってくる
里山の暮らしは、シンプル
嘘も誤魔化しもきかない
田舎体験/ヒエ取り
8月某日、富山から農業体験に訪れたMさん40代
夏の時期、農繁期で何かと忙しい
本日の田舎体験は、ヒエ取りを行った
ちなみに、Mさんの米作りおじいちゃんやお父さんは、米作りをしていたとのことだが、
お手伝いしたのは、田植えと稲刈り
それ以外の工程を全く知らないとのこと
まずは、ヒエ取り・作業の基本を15分ほどレクチャー
- 稲とヒエの違い
- 草刈り鎌の使い方
- ヒエの束ね方
- 田んぼの中での歩き方
などなど
レクチャー後、実際にヒエ取り
まずは、良く見える畔まわりからはじめて、
田んぼの入り方や、鎌の使い方などを実際に確認
ある程度容量を掴んできたら、田んぼの真ん中に入ってもらった
除草に失敗し、ヒエだらけの田んぼ
ただ、ヒエを取っているだけでは、面白みもなく、作業の途中で、
今行っている作業のクイズ・今回は
ヒエの特徴クイズ を投げかけた
一生懸命にヒエの特徴を観察・考えるMさん
右脳フル回転
- 葉の緑色が濃い
- 茎がフサフサ、毛がある
- 根っこが見える
などなど、普段使わない右脳で、様々なことが見えてきた
一生懸命ヒエ取りをするMさん
Mさんの実家では、米作りが行われているとのことだが、
田植えと稲刈りしかお手伝いをしたことがなく、
今日のような作業を始めておこなったらしい
田んぼの多面的機能
途中、休憩時間を30分ほど取った。
その中で、田舎における田んぼの意味について投げかけた。
田んぼは、単に作るだけではないこと。
大雨での貯水場所であったり、昆虫や鳥などの生態系の場所であったり、日本の原風景を作るのに必要なもの
=多面的機能があることを伝えて、関心していた。
田舎体験の参加者の感想・体験の趣旨
体験者のMさん、米づくりの大変さを少し実感することが出来、
「今日の体験を実家のお父さんと共有したい」
と話してくれた
家で親子でいきなりすると、親に反発する場合も多い
だから、私のような第三者の田んぼで体験することで、実直に出来るし、
両親や祖父の大変さが伝わってくる場合もある
刈り取り成果
今日田んぼに入って、2.5時間程度(途中30分休憩)でヒエ取り成果
Mさん、13束 私52束
ほぼ4倍の収穫差があるが、
本ホームページ管理者・NOMACHIで行う田舎体験では、
出来高・数や量を重要視していません
都市と農村をつなぐ = 都市農村交流
子供も大人も どなたでも、
お気軽に田舎に触れて、地域のファンになってほしい(地域支援型農業)と願っています。
個人や団体に応じて、私だったり、地域の人々のお手伝いであったり、
ケースバイケースで対応可能
また、Mさんのように普段実家に帰っても休むだけで農作業に関して何もしなかったこれまでの生活から、
次につながる地域(郷里)の農業継承問題にも一石を投じて欲しいと願います。
ヒエ取り完了した田んぼ
おかげですっきり
来年は、少しはヒエが少なくなって欲しい
別の田んぼは、3年目にして、ヒエの数がだいぶん減っている
農村体験参加者の声
米作りの大変さに驚き!
田植え機での田植えやコンバインでの稲刈り作業は、
これまで実家のお手伝いをしてきたが、それ以外の米作りの作業工程を初めて知りました。
貴重な体験をありがとうございます。
今日行った作業の写真画像をさっそく両親に送って、普段お米を送ってくれる両親に改めて感謝したいと思っています。