2018/04/13
2018年3月20日 ひみ里山通信が創刊されました
ひみ里山通信 第1号表紙
食べる人(消費者)が、つくる人(生産者)の顔やどんな工程をえながら、 生産物が届けられているのか関係が薄くなっている今 大型農場では、化学肥料・農薬を合理的に使い、また室内ハウスでの水耕栽培など 合理的に作られ、薄利多売、工場で作られるような農業が行われている場合もある しかし、富山の中山間地域は、大型機械が導入できるだけの圃場がなく、 小さな田畑で、今もなお、昔ながらの手作業によって農産物が育てられている 先日、小学生の子供を持つ母親と話した時、 「今の親も子供も野菜やお米がどう育っているのか判らない人が増えてきた」 と嘆いていた。 だから、つくる人(生産者)と食べる人(消費者)が繋がる冊子を創刊した 富山県には、存在しないが、日本全国37か所では既に日本食べる通信リーグ http://taberu.me/
と言って、 読み物と食べ物がセットになった定期購買誌がある。 石川県では、既に能登で行われている。 食べる通信の雑誌は、文章表現もイラストも構成もすべてが 洗練されて作られている 食べる通信の中には、毎月定期発行し、1000名を超えるファンがいる雑誌もある。 仮に雑誌が2500円/月とした場合、 2500円×1000部=250万円の売上に繋がり、生産者にとっても 心強いファン獲得に繋がり、適正価格での販売は、後継者育成にもつながる さらに食べる通信リーグでは、雑誌を作るだけではなく、 食べる人とつくる人が交じり合う交流(体験イベント)も重要視している 私自身も、大長谷時代を含め、氷見市地域おこし協力隊として都市農村交流イベント 3年間で32本行ってきた実績より、体験交流イベントの重要性を肌身で感じ、 その企画ノウハウを持ち合わせることが出来た。 また、まだまだ少人数ではあるが、氷見の里山に対して理解のある ファン層も定着しだした。このようなファンの方々に 雑誌と商品を購入する仕組みを今後作って行きたい。 つくる人と食べる人をつなげる雑誌、その1歩がようやく動き出した 今後は、私自身が担当した 速川地区のサツマイモや自然薯、ソウケや藁細工 稲積地区の梅、梅の加工品 長坂地区の棚田、上田の果物など 氷見の里山の素材をblogや冊子で発信して行きたい また、将来的には、富山県全体での食べる通信を創刊出来たらと願う1名である。4月12日 北日本新聞朝刊に掲載
4月13日 北陸中日新聞で掲載
最後になりますが、
今回冊子を作るにあたり、デザインを いろどり屋・彩香 で協力して戴きました。改めてお礼申し上げます。