2018/04/26
地域おこし協力隊 報酬・活動経費
平成28年度は、報酬214万2000円 の他、
事業対象経費(活動経費)50万円が支給された。
協力隊は、地域や団体と連携するのが大前提であるが、
将来の定住・起業に向けた資金も事業対象経費として認められている。
平成28年度 私 稲垣信志が使った事業対象経費(活動経費)は、
総額118万円
214万円+50万円-118万円=146万円残る計算になる。
年間146万円で生活するのは、厳しいと思われるが、
多くの人々からサポートして頂いているので、なんとか現在は、生計がなりたっている。
事業対象経費(活動経費)の中で、個人負担分としては、イベントでの広告費や備品が含まれる。
委託費 | 自己負担金 | |
報償費 | 5,000 | 0 |
旅費 | 50,780 | 7,000 |
消耗品費 | 156,792 | 50,748 |
燃料費 | 171,725 | 31,610 |
食糧費 | 24,757 | 21,268 |
印刷製本費 | 37,107 | 0 |
修繕費 | 0 | 9,936 |
通信運搬費 | 14,588 | 41,976 |
保険料 | 1,127 | 0 |
委託料 | 0 | 0 |
使用料 | 14,180 | 0 |
賃借料 | 0 | 0 |
備品購入費 | 3,100 | 507,924 |
負担金等 | 20,664 | 11,726 |
合計 | 500,000 | 682,188 |
一番大きい出費は、農機具。
新品の管理機(26万相当)を購入したのが大きい。
新品購入したイセキ管理機(当然自己負担)
粘土質の土壌である氷見の畑で、走行に安定があるキャタピラ方式。
この管理機の最大の特徴は、土寄せの効率が良い事。粘土質で粘る圃場でも走行が可能なこと。
イセキの管理機でキャタピラー式を購入したのは、北陸では初めとメーカー販売員が話していた。
実際に、注文してから4か月待ちで購入出来た。
管理機の他、3年後の起業で必要な備品
(中古カメラ4万円、刈払機6万円、HDD、ハンズフリーマイク等小計24万円)
の購入を自己負担で行った。
しかし、個人負担68万円-51万円(備品)=17万円
17万円の内訳は、各種イベントでの消耗品、食材費、広告費用等で締めている。
足で稼ぎ、必要な個所への設備投資や資金投資は、実際に起業準備とては、必要である。
なお、地域おこし協力隊は、3年目又は、起業1年目に活動資金として100万円支払われる制度もある。
(IUJターンした人から見たら、怒られそうなくらいに処遇がよい。
だから、地域に対して活動費をもっと活用することを個人的には望む)
キムチ教室でかかる備品等の経費(自己負担 会費等で徴収)
協力隊事業対象経費(活動経費)を活用して地域活性化事業
地域おこし協力隊の事業対象経費(活動経費)は、地域おこし協力隊本人だけに使うためだけではないと私は考えています。
なぜなら、事業対象経費は、地域の人々の税金だから。
ゆえに、事業対象経費の全額ではなくても、一部は地域に恩返しするべきだと思っている。
しかし、協力隊の中では、このように考えるのは異質であり、氷見市地域おこし協力隊の中でも
地域に還元できるような活動経費の使い方をしているのは、私一人だ
私自身、下記のようなイベント体験やパッケージデザイン、地域の農産物販売の燃料代や時間的拘束に充当した
稲積梅・収獲体験イベント 本イベントで経費のうち、私の事業対象経費の一部を活用させた
速川活性化協議会で開発したヤーコン茶のデザイン 刷新したパッケージデザイン料や県等への関係機関調整
いきいき直売の店(氷見市) や そよかぜ農産物直売所(富山市・高岡市)
への配達は、活動業務として計上されている。
本来なら、地域密着型の協力隊員が、地域と仲良くなっていれば、
地域のじいちゃんばあちゃんの作る野菜や加工品を運搬、販売も可能である。
しかし、残念なことに氷見市の協力隊制度は、
ミッション型であり、
地域に根付いた活動を行うには、協力隊個人の資質によるところが大きく、殆どされていない。
中山間地域での農業の問題の1つは、運搬・販路の確保である。
良いものを作っても運搬・販路が無ければ、収益にはつながらない。
そのことを理解して欲しいし、実際の活動期間である3年間で大いに失敗と経験を積んで欲しい。
事業対象経費(活動経費)の私見・まとめ
冒頭でも述べたが、地域おこし協力隊の事業対象経費は、地域や団体との連携が大事である。
しかし、今市民や議会からは、地域との連携が見えづらく、
自己の将来の定住・起業に向けた経費使われ方が目立つと言われている。
(あくまでも私の意見ではなく、市民の人の意見です)
本記事を書いたのは、より良い活動経費の使い方を協力隊に望むからです。
しかし、残念なことに、このようなことを書いても協力隊の内部からは、良くは思われないだろう。
なぜなら、獅子舞での地域コミュニケーションを記事にした時にも、
獅子舞に参加していない隊員からは、
承認欲求を満たす自慰行為だと書き込みされ罵られた。(
下品なコメントで済みません。大の大人が、他の良い方が無かったのですかね・・・)
協力隊内部から自慰行為だと罵った記事に興味ある方はこちら
獅子舞練習/地域とのコミュニケーション・問題、課題 /blog/11369
私自身、100人の貴覧者がいたら、100人に承認欲求を望んでいない。
あくまでも、疲弊した中山間地域で農林業での田舎暮らしたという人や
田舎暮らしを頑張っている人を応援したいという都市住民に、届けばよいと思っています。
CSA=地域支援型農業を目指します
自慰行為だと非難した協力隊員は、農林業はおろか、
自らが暮らす人々との連携について、情報発信(facebookや独自ブログでの発信)がさえておらず、
地域活動に無関心であるように見えます。
(決して隊員批判ではありません。もし彼らが地域に関心あるのなら、そのような行動、活動を情報発信して欲しい)
情報発信されず作りっぱなしの無駄な協力隊地域おこし協力隊の活動ブログは、こちら
氷見市地域おこし協力隊http://himiokoshi.com/
※1期生から2期生1次までは、掲載があるが、2期生2次募集の面々のブログ記事は更新されていない。
WEBプランナーは、いるのですが・・・変更されていない。
平成29年度3月定例議会において、高橋部長は、SNSで協力隊員の活動が解るとおっしゃっていましたが・・・。
部長、箱だけ作って魂いれない氷見市地域おこし協力隊HP、これでよいのでしょうか?
ちなみに私自身の投稿は、本ブログと連携してほぼ毎日更新されています)
まず自分自身が地域に根付いた行動を行い、行動を行った時点で、何がオナニー行為であるのか述べて頂きたい。
影で隠れて、机上論理だけで空論を振りかざし、非難するのは、やめて頂きたい。
行動することで、今見える世界感が変わります。
(本来なら、ここに書くべきことではないのですが、
地域おこし協力隊を支援する役所からは、自慰行為だと私自身が罵られたことについての是正・指導はなく、憤りを感じる。
地域おこし協力隊は、ルーター貸与、独自ブログやfacebookページなど恵まれたSNS環境にある。
協力隊が、地域に根付き、地域住民と一緒に継続的な地域活動を続ければ、その地域から評価を得られるだろう。
市民の皆さまから評価されるような情報発信を行い、地域おこし協力隊を知らないと言われないような活動・行動を切実に希望します。)
また、行政の補助を受けないで移住定住をされてきた人たちは、
経費がない中で、活動をされている。本当に、私たち地域おこし協力隊は、
他の移住者に比べ、環境・資金・人 に恵まれたことを再認識するべきです。
ですから、私たち協力隊の事業対象経費の範囲内とう枠に拘らず、
将来の起業に向けての事業対象経費であるならば、
個人負担を行っても行動範囲・活動範囲を広げるべきだと私は考えています。
協力隊の活動経費の使い方について興味のある方は、
お近くの市議会議員に尋ねたり、情報公開制度で開示されると思われます。